IPOコラム

アウトルックコンサルティング株式会社 IPO(新規上場)承認

アウトルックコンサルティング株式会社のグロース市場への上場が、2023年11月8日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  アウトルックコンサルティング株式会社
【代表取締役】 平尾泰文
【社員数】65人(単体)
【事業内容】経営管理システム「Sactona」の開発、導入開発、経営管理コンサルティングの提供
【HP】https://www.outlook.co.jp/
【上場承認日】2023年11月8日
【上場予定日】2023年12月12日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年3月期(単体)
 売上高1,440,025千円
 経常利益464,357千円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
自社製品である経営管理ソフトウエア「Sactona」を提供するSactona事業を展開しております。システム利用社数及びライセンス使用料収入及びインフラサービスが順調に推移した結果、直前期である2023年3月期は売上高が1,440百万円(前期は984百万円)、経常利益が464百万円(前期は304百万円の経常利益)、当期純利益が319百万円(前期は199百万円の純利益)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、AG2号投資事業有限責任組合が97.21%、取締役コンサルティング事業本部長である井澤亜紀子氏が0.45%、取締役管理本部長CFOである岩田謙作氏が0.29%、執行役員CTOである義村晋教氏が0.25%、山﨑茂樹氏が0.20%、和田崇氏が0.12%、野渡寛介氏が0.11%、WUWENJIN氏が0.08%、羽生田隆史氏が0.08%、立川夏子氏が0.08%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去2回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2006年4月         吉田 裕次氏(元代表取締役社長)及び磯和 治彦氏(元取締役)が共同で経営管理領域に関するソフトウエア(OutlookSoft)の販売及び導入を目的としたOutlookSoft Japan(株)(現 当社)を東京都中央区築地四丁目に設立(資本金17,000千円 株数340株)
2007年3月資本金を20,000千円に増資 株数400株
2007年5月ドイツのSAP SEが米OutlookSoft Corporationを買収。それに伴いOutlookSoft Japan(株)(現 当社)はソフトウエア販売代理店業務から脱却を企図(その後段階的に終了)
2008年12月OutlookSoft Japan(株)(現 アウトルックコンサルティング株式会社)の持株会社としてAcclaim Capital(株)を長野県北佐久郡軽井沢町に設立(資本金3,000千円 株数400株)
2009年1月OutlookSoft Japan(株)(現 アウトルックコンサルティング株式会社)の社名をアウトルックコンサルティング(株)(以下、当社)に商号変更
アウトルックコンサルティング株式会社の資本金を100,000千円に増資 株数2,000株
2019年2月アスパラントグループ(株)が特別目的会社としてユナイテッドソリューションズ(株)を東京都港区赤坂二丁目に設立(資本金1千円 株数1,000株)
2019年3月ユナイテッドソリューションズ(株)がAcclaim Capital(株)の全株式を取得
2019年12月代表取締役会長兼社長に原 知己が就任
2020年2月代表取締役社長に村上 和也氏が就任
2021年1月Acclaim Capital(株)とアウトルックコンサルティング株式会社が合併(存続会社はアウトルックコンサルティング株式会社)
2021年3月代表取締役社長にアスパラントグループ(株)出身の平尾 泰文氏が就任
2022年3月ユナイテッドソリューションズ(株)とアウトルックコンサルティング株式会社が合併(存続会社はアウトルックコンサルティング株式会社)

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