株式会社AViC(エイビック)　IPO（新規上場）承認

株式会社AViC(エイビック)のグロース市場への上場が、2022年5月27日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】：株式会社AViC(エイビック)

【代表取締役社長】：市原創吾

【社員数】：31人(単体)

【事業内容】： デジタルマーケティングサービス(インターネット広告サービス、SEOコンサルティングサービス)の提供等 

【HP】：https://avic.jp/

【上場承認日】：2022年5月27日

【上場予定日】：2022年6月30日

【上場市場】：グロース市場

【業績】：

2021年9月期(単体)

売上高：1,329,789(千円)

経常利益：111,638(千円)

【主幹事証券】：みずほ証券

【監査法人】：ひびき監査法人

【特徴】

2013年に株式会社BuySell Technologiesの社長である岩田匡平氏の配偶者が、風外堂株式会社(現AViC)を設立。2014年に岩田匡平氏が同社の全株式を取得、2018年に市原創吾氏が代表取締役社長に就任しました。

インターネット広告サービスやSEOコンサルティングサービスを中心にデジタルマーケティング事業を提供しております。

(1)インターネット広告サービス

メディア運営会社から広告枠を仕入れ、クライアントにコンサルティングを行った上で広告枠を販売しております。主に検索連動型広告やディスプレイ広告、インフィード広告等の運用型広告を提供しております。

(2)SEOコンサルティングサービス

マーケティングDXツールを用いることで高効率に、データの収集・分析・施策の立案・シミュレーションの算出まで行っております。

直前期である2021年9月期は、内部管理体制の強化による人員増強や業容拡大に伴うオフィス移転費用の発生、家賃が増加することとなりました。

その結果、売上高は1,329,789千円(前年同期比90.9％増)、営業利益は120,372千円(前年同期比0.3％増)、経常利益は111,638千円(前年同期比8.7％減)、当期純利益は78,759千円(前年同期比8.8％減)となりました。

【株主構成】

主要株主は、代表取締役社長である市原創吾氏が約44％、元代表取締役社長である岩田匡平氏が約27％、プライベートエクイティファンドである株式会社ミダスキャピタルの代表を務める吉村英毅氏が8.23％、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合が4.45％、MICイノベーション5号投資事業有限責任組合が4.45％となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去11回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2013年7月    岩田匡平(現株式会社BuySell Technologies代表取締役社長兼CEO)の配偶者が

                     風外堂株式会社（現当社）を設立。

2014年4月    岩田匡平が風外堂株式会社の全株式を取得し、マーケティングコンサルティング業

                     を事業内容としたOWL株式会社(現同社)に社名を変更。

2018年3月    市原創吾(現代表取締役社長)を割当先に第三者割当増資を行い、社名を株式会社

                     AViC(エイビック)、事業内容をデジタルマーケティングサービスの提供に変更。

                     岩田匡平が退任し、市原創吾が代表取締役社長に就任。

2018年9月    SEOコンサルティングサービスを開始。

2021年3月    本店を東京都港区赤坂に移転。

2021年12月  監査等委員会設置会社に移行。

2022年3月    UUUM株式会社と資本業務提携契約を締結。

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