名南M&A株式会社 新規上場承認
2019年10月28日に名南M&A株式会社の名古屋証券取引所セントレックス市場への上場が承認されましたので、概要などをまとめました。主な事業としてM&Aの仲介・コンサルティングを展開している企業で、直近の業績は右肩上がりとなっています。
【会社名】:名南M&A株式会社
【事業内容】:M&Aの仲介・コンサルティング
【上場承認日】:2019年10月28日
【上場日】:2019年12月2日
【上場市場】:名古屋証券取引所セントレックス市場
【想定時価総額】:約24.1億円(1株想定1,610円)
【調達予定額】:8.1億円(1株想定1,610円)
【業績】:
2018年9月期 売上4.7億円 経常利益0.3億円
2017年9月期 売上4.6億円 経常利益0.5億円
2016年9月期 売上3.7億円 経常利益0.4億円
【主幹事証券】:東海東京証券
【監査法人】:有限責任 あずさ監査法人
【従業員持株会】:あり
【ストックオプション】:なし
【沿革】:
2014年 株式会社名南経営コンサルティングの会社分割により名南M&A株式会社を設立
2016年 本社を名古屋市中村区に移転
2017年 第三者割当増資により、資本金を40,000千円から42,774千円増資
2019年 大阪市西区に大阪オフィスを開設
【特徴】:
・名南コンサルティングネットワークのM&A専門会社として、中堅中小企業を対象にM&A仲介業務を展開
・同社が属する名南コンサルティングネットワークは、東海地方の中堅中小企業を中心に高い知名度を誇り、6,000社超のクライアントを有している。東海地方のすべての地方銀行と多く の信用金庫と業務提携しており、M&Aニーズの発掘において強固な営業基盤を築いている
・案件成約件数は2018年9月期で34件、2019年6月末時点(第3四半期末)で35件と、アドバイザーの増加に伴い、成約件数の増加も見込まれている
・代表取締役社長の竹田正樹氏は1999年に税理士法人名南経営へ入所後、名南経営へ転籍し、同社設立と同時に代表取締役社長に就任
・親会社である株式会社名南経営コンサルティング は非上場でありながら、同社の株式を94.98%保有しており、親子逆転上場ともいわれる
いずれも「上場申請のための有価証券報告書」と同社ホームページを参考にしました。