【開催レポート】IPO準備企業経営者向け勉強会「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」4月度例会

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執筆者船井総研 IPO支援室
コラムテーマIPO分科会
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グロース市場、地方市場そして東京プロマーケットなどを網羅するすべての上場準備会社向けIPO準備会社向け勉強会「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」の2026年4月に開催された様子をご案内します。

 

2026年4月度「IPO分科会」:八重洲ミッドタウンにて開催

2026年4月8日「船井総研の本社八重洲ミッドタウン」にて、IPOを目指す経営者のための限定勉強会「IPO分科会」の4月度例会が開催されました。

本分科会は、IPO(新規上場)を志す経営者が集い、直近で上場を果たした「先輩経営者」から、その舞台裏を直接学ぶことができるクローズドなコミュニティです。教科書通りの理論ではなく、実際に上場準備の荒波を乗り越えてきた経営者だからこそ語れる「生の声」を共有いただくことで、参加者の皆様が自社の成長戦略を具体化させる場となっています。

今回の例会では、昨今のIPO市場でも特に注目を集めている「ステップアップ上場」の体現者をゲストにお迎えしました。

ゲスト講師:ハンワホームズ株式会社 代表取締役 鶴 厚志 氏

4月度例会のゲスト講師は、ハンワホームズ株式会社の代表取締役・鶴社長にご登壇いただきました。

ハンワホームズ様は、TOKYO PRO Market(東証プロマーケット)への上場からわずか1年という異例のスピードで、2025年に名古屋証券取引所のネクスト市場へ上場された企業です。なぜ、二段階の上場という道を選んだのか。その戦略的な意図と、上場によって劇的に変化した経営環境について、余すところなくお話しいただきました。

なぜ「TOKYO PRO Marketから名証ネクスト」という道を選んだのか

講演の冒頭、鶴社長にお聞きしたのが、最短ルートで一般市場(名証ネクスト)を目指すのではなく、あえて「二段階」を踏んだ理由です。

・上場というものが自社にとってどれほどのインパクトがあるのか、確信が持てない部分がった

・まずは株主構成の自由度が高いTOKYO PRO Marketへ上場したことで、社内の空気、そして社外からの評価が一変

・「上場会社」という称号を得たことで、採用力の大幅な向上や、取引先との信頼関係の深化など、想像以上のメリットを実感

その手応えがあったからこそ、迷うことなく「次なるステージ」である名証ネクストへの上場を決断されたという経緯は、参加された経営者の皆様にとって、上場の意義を再定義する非常に説得力のあるお話でした。

「TOKYO PRO Marketk上場は、最もコスパの良い『経営面での信頼獲得のツール』である」

また、特に印象的だったのは、上場準備にかかるコストとリターンに関するお話です。

鶴社長は、TOKYO PRO Marketについて、監査報酬などのコストを考慮しても「最もコスパの良い、経営体制の健康診断であり、信頼獲得のツールである」とお話しされました。

・一般的なIPO(グロースやスタンダード等)では、上場時に大きな資本政策の変更(持ち株比率の低下)を伴いますが、TOKYO PRO Marketはオーナーの経営権を維持したまま上場が可能

・この特性を活かし、まずは「上場会社としての規律」を社内に浸透させ、その実績を携えて一般市場へ移行する戦略

これは、資本政策に悩む多くの中小企業経営者にとって非常に参考になった事例です。

上場準備の「光と影」:生々しい苦労と具体的な対応策

もちろん、上場は華やかな話ばかりではありません。講演の後半では、上場準備を開始したからこそ直面した、生々しい課題についても深くお話しいただきました。

・会計方針やシステム変更の苦労: 従来の管理体制から、上場企業に求められる厳格な会計基準への移行。それに伴う社内システムの刷新など

・スケジュールへの柔軟な対応: 計画通りに進まない上場準備や、不測の事態に際して、経営者としていかに迅速に意思決定を下し、チームを鼓舞し続けたか。

上場準備の過程は

・単なる事務作業ではなく、会社そのものの体質改善につながる

というのも上場準備会社の皆様にとっては非常に実感のある内容だったのではないでしょうか。

上記以外にも、

「名証ネクストを選んだ決め手は何か?」

「上場準備中、社員のモチベーションをどう維持したのか?」

「監査法人との付き合い方で気をつけるべき点は?」

「短期間でのステップアップ上場にあたってJ-Adviserと主幹事証券とのやりとりは?」

「上場の直前期n-1期は赤字決算だったが上場スケジュールに影響はあったか?」

といった具体的な問いに対し、鶴社長は一つひとつ丁寧に、経営者の視点から実体験に基づいたアドバイスを返してくださいました。

今回の例会は、単なる知識の習得にとどまらず、同じ志を持つ経営者同士が刺激し合い、明日からの経営への活力を得る、非常に熱量の高い場となりました。

IPOを目指す経営者のための勉強会「IPO分科会」とは

船井総研が主催する「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」では、今回のような上場企業の現役トップによる特別講演に加え、IPO専門コンサルタントによる最新の市場動向解説、参加者同士の情報交換会を定期的に開催しています。

 

・上場の最短ルートを知りたい

・上場後の具体的なメリット・デメリットを本音で聞きたい

・志を同じくする、信頼できる経営者仲間を作りたい

もしあなたがそうお考えであれば、ぜひ一度、当分科会の門を叩いてみてください。

「上場はゴールではなく、企業の永続的な成長のためのスタートである」

その真意を、あなた自身の目で確かめていただければ幸いです。

 

▼「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」の詳細・お申し込みはこちら

https://ipo.funaisoken.co.jp/service/ipoacademy/

会員様から4社が上場したIPO分科会とは

・毎回、最近2年以内に新規上場した会社の社長が登壇

 最新のIPOの実情を直接聞くことができます

 その場で質疑応答なども可能です

・会員同士での情報交換

 IPOを目指す同じ思いの会員様同士で情報交換など積極的に行っていただきます

 同じ目標を持っているからこそ実のある情報交換になります

 上場が近い会社様から、まだ情報収集段階の会社様までいます

・船井総研のJ-Adviser、IPOコンサルタントがサポート

 上場に関する疑問点などがあった場合にすぐに船井総研の専門家に相談することが可能です

 特にIPOに関する情報はネットやAIでは調べることができないような内容も非常に多いので積極的なご活用がおすすめです

・2026年は、4月、6月、8月、10月、12月の開催のため遠方の方でも無理なくご参加可能

(IPO分科会の開催がない月は、IPOの専門家の無料相談が可能)


IPO分科会は会員制の勉強会ですが、どのような内容か一度参加してから決めたい、という方に向けて、1度スポットでのご参加が可能です(お試しで参加)

次回、6月10日のIPO分科会

次回開催される、6月10日のゲスト講師は

2024年11月にグロース市場に上場した

株式会社Sapeetの代表取締役築山社長にご登壇いただきます。


東大初のAIベンチャーの「スイングバイIPO」の事例を詳しくお聞きします。

また、同社の船井総研との連携事例もご紹介させていただきます。

ここでしか聞くことができないお話も多数あることが予想されますので、ぜひご参加ご検討ください。


詳細、お申し込みは

https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/ipo/016224-vi-ipo/

 

 

 

 

 

 

執筆者 : 船井総研 IPO支援室

中堅・中小企業のIPO支援に特化した専門家集団です。証券会社出身者等の知見を活かし、具体的な実行プランの策定から審査通過まで一貫して伴走。優先順位を明確にした支援で、確実な上場実現をサポートします。