株式会社サイバー・バズ 新規上場承認
2019年8月16日に株式会社サイバー・バズの東証マザーズ市場への上場が承認されましたので、概要などをまとめました。
主な事業としてインターネット市場における、ブログやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを通した広告・マーケティングなどを展開している企業で、直近の業績は売上21億円となっています。
【会社名】:株式会社サイバー・バズ
【事業内容】:口コミ関連事業とインターネット広告代理店事業
【上場承認日】:2019年8月16日
【上場日】:2019年9月19日
【上場市場】:東証マザーズ市場
【想定時価総額】:約68億円(一株想定2,000円)
【調達予定額】:13.7億円(一株想定2,000円)
【業績】:
2018年9月期 売上21億円 経常利益 1.3億円
2017年9月期 売上18億円 経常利益 1.3億円
2016年9月期 売上18億円 経常利益 1.4億円
【主幹事証券】:大和証券
【監査法人】:有限責任監査法人トーマツ
【従業員持株会】:なし
【ストックオプション】:あり(2014年3月~2018年6月の期間、3回に渡り取締役、監査役、従業員に付与)
【沿革】:
2006年、株式会社サイバーエージェント100%子会社として株式会社サイバー・バズを設立
2006年、人気ブロガーが企業商品を紹介するサービス「CyberBuzz」を開始
2018年、株式会社デジタルガレージが、株式会社サイバーエージェント等が保有する当社株式の25.2%を取得したことにより、同社の持分法適用会社となる
【特徴】:
・創業当初よりインフルエンサーを活用したマーケティング支援サービスを展開
・ソーシャルメディア上で影響力を持つインフルエンサーに対しスカウト、会員契約を結び組織化している。
・会員へ向けて、クライアント企業の商品、サービスの体験提供を行い、その感想をソーシャルメディアへ発信する流れでクライアントのマーケティング支援を行っている
・代表取締役の髙村彰典氏は、1999年に株式会社サイバーエージェントへ入社、2010年10月に株式会社サイバー・バズ代表取締役社長へ就任し現在に至る
・当初、サイバーエージェントの100%子会社であったが、親子関係は2018年5月に連結から離れており親子上場ではない
*いずれも「新規上場申請のための有価証券報告書」と同社ホームページを参考にしました。