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IPOコラム
株式会社トライアルホールディングス IPO(新規上場)承認
福岡県に本社を置く株式会社トライアルホールディングスのグロース市場への上場が、2024年2月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。同社は2023年3月8日に上場承認されておりましたが、2023年4月3日に上場申請取り下げを発表いたしました。
【会社名】 | 株式会社トライアルホールディングス | |
【代表取締役】 | 亀田晃一 | |
【社員数】 | 5,993人(連結) | |
【事業内容】 | 小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社) | |
【HP】 | https://trial-holdings.inc/ | |
【上場承認日】 | 2024年2月14日 | |
【上場予定日】 | 2024年3月21日 | |
【上場市場】 | グロース市場 | |
【業績】 | 2023年6月期(連結) | |
売上高 | 653,112百万円 | |
経常利益 | 14,358百万円 | |
【主幹事証券】 | 大和証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | |
【監査法人】 | PwC Japan 有限責任監査法人 |
【特徴】
連結子会社23社及び関連会社3社との計27社により構成されており、「流通小売事業」及び「リテールAI事業」を展開しております。スーパーセンターをはじめとするディスカウントストアの新規出店により店舗網を拡大し、さらに、Skip CartなどのリテールAIデバイスの導入推進によって、便利な買物体験の提供や、データの蓄積及び活用を進める取り組みを実施した結果、2023年6月期は売上高が653,112百万円(前年同期比9.7%)、経常利益が14,358百万円(前年同期比13.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益が8,084百万円(前年同期比13.3%)となっております。
【株主構成】
株主構成としては、代表取締役会長である永田久男氏の資産管理会社である株式会社ティー・エイチ・シーが66.52%、株式会社Heroic investmentが9.45%、代表取締役会長である永田久男氏が1.98%、株式会社PALTACが1.21%、サントリー株式会社が1.01%、三井食品株式会社が1.01%、ヤマエ久野株式会社が1.01%、加藤産業株式会社が0.60%、北尾吉孝氏が0.40%、SBIVenturesTwo株式会社が0.40%となっております。
またストックオプション制度を採用しており、過去19回の新株予約権を発行しております。
【沿革】
1974年4月 | 屋号「あさひ屋」として創業 | |
1981年7月 | 株式会社あさひ屋に改組 | |
1984年10月 | 株式会社トライアルカンパニーに商号変更 | |
2003年12月 | 中華人民共和国でのソフトウエア開発業を目的として、煙台創迹軟件有限公司を設立(現:連結子会社) フランチャイズ店舗の運営会社である株式会社ナカヤを完全子会社化 | |
2004年1月 | 物流機能の内製化を目的として株式会社下田屋(現:株式会社MLS、現:連結子会社)を株式交換により完全子会社化 | |
2009年6月 | 株式会社カウボーイを子会社化 | |
2010年1月 | 株式会社カウボーイを吸収合併 | |
2014年7月 | 日本国内への貿易事業を目的として上海翔迹企業管理有限公司(現:連結子会社)を設立 | |
2014年10月 | 店舗開発業務の効率化を図るため、株式会社トライアル開発(現:連結子会社)を設立 | |
2015年6月 | 生鮮事業を行うことを目的として、株式会社トライアルフレッシュシステムを設立 本部事務を行うこと目的として、株式会社トライアル・シェアードサービス(現:連結子会社)を設立 | |
2015年7月 | システム部門の機動性及び専門性を高めることを目的として株式会社ティー・アール・イーを設立 | |
2015年9月 | 株式会社トライアルホールディングスを単独株式移転により設立、持株会社体制へ移行 | |
2016年2月 | 株式会社トライアルスーパーセンター(現:株式会社トライアルストアーズ、現:連結子会社)、株式会社トライアルメガセンターを設立 | |
2016年4月 | 事業展開の迅速化を目的として株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)の28店の店舗運営業務を株式会社トライアルスーパーセンター(現:株式会社トライアルストアーズ、現:連結子会社)、3店舗の店舗運営業務を株式会社トライアルメガセンターがそれぞれ分割承継 | |
2016年9月 | 株式会社トライアルフィナンシャルサービス(現:株式会社SU-PAY、現:連結子会社)を設立 | |
2016年10月 | 「食」の強化を目的として株式会社明治屋(現:連結子会社)を子会社化 | |
2018年9月 | 主にスーパーセンターの運営会社であった株式会社トライアルオペレーションズ(現:株式会社トライアルストアーズ、現:連結子会社)が主にメガセンターの運営会社であった株式会社トライアルメガセンターを吸収合併 株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)、株式会社トライアルオペレーションズ(現:株式会社トライアルストアーズ、現:連結子会社)及び株式会社トライウェルの生鮮部門を株式会社メガ生鮮が分割承継 | |
2018年10月 | オートピット株式会社(現:株式会社トライアルカーズ、現:連結子会社)を設立 | |
2018年11月 | 株式会社Retail AI(現:連結子会社)を設立 | |
2019年3月 | 株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)のプロセスセンター惣菜製造事業を株式会社明治屋(現:連結子会社)が分割承継 株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)のプロセスセンター精肉事業・包材サービス事業を株式会社メガ生鮮が分割承継 | |
2020年4月 | 株式会社トライアル・インシュアランス・サービス(現:連結子会社)を設立 | |
2020年6月 | リゾート事業を取り込むにあたり、リゾート事業の不動産を保有する株式会社エヌ・ジー・ティー不動産管理(現:株式会社サンリアルエステート、現:連結子会社)を子会社化 | |
2020年9月 | 株式会社河村佐藤デザイン(現:連結子会社)を設立 株式会社河村佐藤デザインが建築事業を株式会社河村デザインより譲受 | |
2020年12月 | リゾート事業の統括を目的として、株式会社トライアルリアルエステート(現:連結子会社)を設立し、株式会社neri resort(現:連結子会社)を子会社化 | |
2022年4月 | 株式会社トライアルオペレーションズ(現:連結子会社)が株式会社メガ生鮮を吸収合併及び㈱トライアルクイックの小売店舗運営事業の権利義務の一部を分割承継 株式会社トライアルオペレーションズを株式会社トライアルストアーズに商号変更 株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)が株式会社トライアルクイックを吸収合併 株式会社トライアルホールディングスの子会社として、株式会社Fieldman(現:連結子会社)を設立 | |
2022年6月 | 株式会社トライアルリアルエステート(現:連結子会社)が株式会社サンリゾート(現:株式会社トライアルゴルフ&リゾート、現:連結子会社)を子会社化 | |
2022年11月 | 株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)から株式会社白鳥ロジスティックシステム(現:連結子会社)を新設分割により設立 | |
2023年7月 | 店舗の資源物の回収・運搬を目的として株式会社トライアルチャレンジド(現:連結子会社)を設立 | |
2023年9月 | 株式会社青森トライアル(現:連結子会社)を設立 | |
2023年10月 | 株式会社Retail AI(現:連結子会社)が株式会社Retail AI X、株式会社Retail AI Engineering及び株式会社RetailSHIFTを吸収合併 株式会社Retail AI(現:連結子会社)の主力製品であるスマートショッピングカートをグループ外へ本格販売・導入していくにあたって、製品名称を「Skip Cart」へ刷新 株式会社青森トライアル(現:連結子会社)及び株式会社トライアルカンパニー(現:連結子会社)が株式会社佐藤長及び株式会社青森食研から一部事業を承継 | |
2024年2月 | 株式会社トライアルリアルエステート(現:連結子会社)がTGR大分株式会社(現:株式会社ティージーアール大分、現:連結子会社)及びTGR阿蘇株式会社(現:株式会社ティージーアール阿蘇、現:連結子会社)を子会社化 |
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