IPOコラム

株式会社ネットスターズ IPO(新規上場)承認

株式会社ネットスターズのグロース市場への上場が、2023年8月22日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社ネットスターズ
【代表取締役】 李剛
【社員数】217人(連結)
【事業内容社長CEO】マルチ QR コード決済サービス「StarPay」の提供等
【HP】https://www.netstars.co.jp/
【上場承認日】2023年8月22日
【上場予定日】2023年9月26日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年12月期(連結)
 売上高2,987,067千円
 経常損失(△)△566,377千円
【主幹事証券】大和証券株式会社、SMBC日興証券株式会社
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
子会社3社との計4社により構成されており、フィンテック事業を展開しております。神奈川県の「かながわPay第2弾」の事業参画などで決済手数料売上が増加した結果、直前期である2022年12月期は売上高が2,987百万円(前年同期比52.0%増)、経常損失が566百万円(前期は1,013百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が572百万円(前期は1,017百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長CEOである李剛氏が18.34%、KJP2 L.Pが11.20%、日本郵政キャピタル株式会社が6.06%、NTTイーアジア株式会社が5.46%、LINE株式会社が4.67%、株式会社SBI新生銀行が4.62%、JD Fountain Technology (Hong Kong) Limitedが4.48%、LUN Partners Japan Investmentが3.64%、取締役である吉田興佳氏が3.49%、王鯤氏が3.49%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去10回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2009年2月      IT事業を中心とした事業立ち上げを企図し、株式会社ネットスターズを千葉県千葉市美浜区に設立
2016年7月QRコード決済サービスにおける連携を深めることを目的として、株式会社新生銀行(現 株式会社SBI新生銀行)と資本業務提携
2017年12月アジアを中心とした海外展開を目的として、エヌ・ティ・ティ・ベトナム株式会社(現 NTTイーアジア株式会社)と資本業務提携
2018年2月QRコード決済サービスにおける連携を深めることを目的として、LINE株式会社と資本業務提携
2018年11月NETSTARS ASIA HOLDINGS PTE. LTD.(連結子会社)をシンガポール共和国に設立
2019年9月QRコード決済サービスにおける加盟店拡大及びアジア・中東への海外展開の推進を目的として、伊藤忠商事株式会社と資本業務提携
2020年1月NETSTARS VIETNAM CO., LTD.(連結子会社)をベトナム社会主義共和国に設立
2020年4月納思達科技(大連)有限公司の株式を譲受け子会社化
2022年3月QRコード決済サービスにおける連携を深めることを目的として、サツドラホールディングス株式会社の連結子会社である株式会社リージョナルマーケティングと資本業務提携

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