株式会社ミラティブ IPO(新規上場)承認

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更新日
執筆者船井総研 IPO支援室
コラムテーマ新規上場企業紹介
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株式会社ミラティブのグロース市場への上場が、2025年11月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。

項目 内容
会社名 株式会社ミラティブ
代表取締役最高経営責任者 赤川 隼一
事業内容 ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」の開発・運営及び周辺事業
HP https://www.mirrativ.co.jp
上場日 2025年12月18日
上場市場 グロース市場
従業員の状況 131名(平均臨時雇用者40名 2024年12月期)
売上高 6,096,112千円(2024年12月期)
経常損失 △257,444千円(2024年12月期)
主幹事証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
監査法人 EY新日本有限責任監査法人

企業の特徴

スマートフォンひとつでライブ配信ができるプラットフォーム「Mirrativ」を提供しております。同サービスは3Dアバター「エモモ」により顔出し不要で配信ができる点と、視聴者が配信中のゲームに直接介入して遊べる「ライブゲーミング」機能が特徴であり、これらにより、配信者と視聴者の双方向なコミュニケーションが可能となっています。収益構造としては、エモモやライブゲーミング等で使用されるコイン消費によるアプリ内課金が売上の約95.2%を占めており、残りが広告収入となっています(2024年12月期)。

また、子会社である株式会社アイブレイドを通じて、個人VTuberを中心に広告案件のインフルエンサーマーケティングを行いたい企業と配信者を結びつけるプラットフォーム「ぶいきゃす」の運営、VTuberによる音楽イベント「Rock on Ⅴ」の運営等を行っております。

さらに、持分法適用関連会社である株式会社キャスコードを通じて、配信支援ツール「CastCraft」のユーザーに対してミラティブ事業で培ったアセットやノウハウを提供するなど、「Mirrativ」のプラットフォーム外の配信者に対しても、配信を盛り上げるコンテンツや収益機会の提供等を行っております。

業績の前年の比較

決算期 2023年12月期 2024年12月期 前年同期比
売上高 5,438,229千円 6,096,112千円 112.0%
経常利益(損失) △1,190,311千円 △257,444千円 -
当期純利益(損失) △1,192,602千円 △259,741千円 -
※前年同期比は同社開示資料をもとに株式会社船井総合研究所にて算出(当社は、2024年12月期が連結財務諸表の作成初年度であるため単体での業績を2期比較しております)

株主構成

氏名又は名称 保有株数 割合
赤川 隼一(代表取締役) 3,507,900株 19.82%
グロービス5号ファンド投資事業有限責任組合 3,295,900株 18.63%
ANRI3号投資事業有限責任組合 1,954,250株 11.04%
テクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合 1,676,400株 9.47%
Globis Fund V,L.P. 1,407,550株 7.95%

沿革

年月 概要
2015年8月 株式会社ディー・エヌ・エーがライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」のアプリをリリース
2018年2月 「株式会社エモモ(現 株式会社ミラティブ)」を設立
2018年3月 吸収分割により株式会社ディー・エヌ・エーの「Mirrativ事業」を承継し、ライブ配信プラットフォーム
「Mirrativ」事業を開始
株式会社ミラティブに商号変更
2018年9月 「Mirrativ」アプリ上で使用可能な3Dアバター「エモモ」を提供開始
2019年5月 ユーザーが作成した3Dアバター「エモモ」を利用して、顔出しをせずにカラオケ配信ができる機能
「エモカラ」のサービス提供開始
2020年8月 ライブゲーム「エモモRUN」のサービス開始
2021年2月 ライブゲーム「エモモバトルドロップ」のサービス開始
2022年4月 ライブゲーム「エモランあーるぴーじー」及びその他ライブゲームサービスの提供開始
2024年10月 合同会社アドブレイド(現 株式会社アドブレイド)を完全子会社化
2025年2月 株式会社キャストコードの株式を取得し持分法適用関連会社化

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執筆者 : 船井総研 IPO支援室

中堅・中小企業のIPO支援に特化した専門家集団です。証券会社出身者等の知見を活かし、具体的な実行プランの策定から審査通過まで一貫して伴走。優先順位を明確にした支援で、確実な上場実現をサポートします。