株式会社トヨコー IPO(新規上場)承認

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執筆者船井総研 IPO支援室
コラムテーマ新規上場企業紹介
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静岡県に本社を置く株式会社トヨコーのグロース市場への上場が、2025年2月25日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】    株式会社トヨコー
【代表取締役CEO】  豊澤 一晃
【社員数】 35人(単体)
【事業内容】 3層の樹脂をスプレーコーティングして強靭な屋根に蘇らせる「SOSEI」の施工及び老朽化したインフラ構造物のサビや塗膜等をレーザーで除去する「CoolLaser」の製造・販売   
【HP】 https://www.toyokoh.com/
【上場承認日】 2025年2月25日
【上場日】 2025年3月28日
【上場市場】 グロース市場
【業績】 2024年3月期(単体)
 売上高 1,095,495千円
 経常損失(△) △157,578千円
【主幹事証券】 SMBC日興証券株式会社
【監査法人】 有限責任監査法人トーマツ

【特徴】
老朽化した社会インフラ構造物をメンテナンスするための「SOSEI」の施工及び「CoolLaser」の製造・販売を展開しております。SOSEI事業では、工場や倉庫などの屋根に対して防水・断熱・補強等の効果をもたらすメンテナンス工法であるSOSEI工法(株式会社ㇳヨコーの独自開発)を施工しております。CoolLaser事業では、インフラ構造物に付着する錆を除去するためのレーザー工法の製造販売を行っております。

SOSEI事業において大型案件の端境期となり売上高が前期比減であった一方で、CoolLaser事業では大手の会社からの装置販売の受注が決まったほか、コンテストの受賞による交付金が営業外収益に計上されています。その結果、直前期である2024年3月期の売上高は1,095百万円(前年同期比2.0%減)、営業損失(△)は△189百万円(前年同期は△185百万円の営業損失)、経常損失(△)は△157百万円(前年同期は113百万円の経常損失)、当期純損失(△)は△158百万円(前年同期は114百万円の当期純損失)となりました

直前々期(n-2期)である2023年3月期までは、連結決算を作成しておりましたが、直前期(n-1期)である2024年3月期中に連結子会社であるデプスデザイン株式会社、フォーカス・エンジニア株式会社及びTOYOKOH(THAILAND)Co.,Ltd.を清算したため、直前期(n-1期)である2024年3月期は連結決算を作成しておりません。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役CEOである豊澤一晃氏が38.53%、元代表取締役である豊澤弘康氏が8.60%、取締役CFOである白井元氏が7.46%、建装工業株式会社が3.79%となっております。

ストックオプション制度を採用しており、過去5回のストックオプションを発行しております。その他、株式会社日本政策金融公庫を割当先とする新株予約権を2回発行しております。

【沿革】

1996年3月 塗装防水工事業として、静岡県静岡市清水区に有限会社トヨコーを設立
1997年3月 株式会社トヨコーに改組
2006年6月 屋根の防水・断熱・補強等の効果を生み出すスプレーカバー工法(SOSEI)を独自開発
2014年5月 豊澤一晃氏が代表取締役CEOに就任
2016年10月 株式会社トヨコー60%、鈴与建設株式会社40%の出資比率でフォーカス・エンジニア株式会社を設立
2019年7月 タイ バンコクに完全子会社のToyokoh (Thailand) Co.,Ltd.を設立
2020年7月 静岡県富士市に完全子会社のデプスデザイン株式会社を設立
2023年6月 SOSEI及びCoolLaser事業に経営資源を集中させるため、デプスデザイン株式会社を清算
2024年1月 Toyokoh (Thailand) Co.,Ltd.を清算
フォーカス・エンジニア株式会社を清算

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執筆者 : 船井総研 IPO支援室

中堅・中小企業のIPO支援に特化した専門家集団です。証券会社出身者等の知見を活かし、具体的な実行プランの策定から審査通過まで一貫して伴走。優先順位を明確にした支援で、確実な上場実現をサポートします。