株式会社Synspective(シンスペクティブ) IPO(新規上場)承認

公開日
更新日
執筆者船井総研 IPO支援室
コラムテーマ新規上場企業紹介
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株式会社Synspective(シンスペクティブ)のグロース市場への上場が、2024年11月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。









【会社名】    株式会社Synspective(シンスペクティブ)
【代表取締役CEO】  新井 元行
【社員数】 163人(連結)
【事業内容】 小型 SAR 衛星の開発・運用から SAR データの販売とソリューションの提供
【HP】 https://synspective.com/jp/
【上場承認日】 2024年11月14日
【上場日】 2024年12月19日
【上場市場】 グロース市場
【業績】 2023年12月期(連結)
 売上高 1,386,283千円
 経常損失(△) △1,951,232千円
【主幹事証券】 野村證券株式会社
【監査法人】 有限責任あずさ監査法人



【特徴】
連結子会社2社との計3社から構成されており、衛星コンステレーションとデータ解析技術を用いた衛星データ事業を展開しております。具体的には、小型SAR衛星と関連システムの開発・製造を通じた衛星コンステレーションの運用とその取得データの販売及びソリューションの開発・販売を行っています。衛星の打上、および衛星・地上間の通信設備利用については外部企業に委託していますが、SAR衛星データを取得し、エンドユーザーに対して価値提供するまでのオペレーションを一貫して行うため、安定したデータ取得とマーケットニーズを捉えたサービスの開発・提供が可能となっています。


前年度に引き続き、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が推進する「令和5年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」「令和5年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に採択され画像販売や調査研究を実施しております。また、既存サービスの「Land Displacement Monitoring」サービス及び「Flood Damage Assessment」サービスの提供並びに顧客との共同ソリューション開発プロジェクトは引き続き順調に進捗しており受注、納品を進めております。


以上の結果、直前期である2023年12月期の売上高は、1,386,283千円(前年同期は492,413千円)、営業損失(△)は1,795,927千円(前年同期は△4,290,931千円)、経常損失(△)は1,951,232千円(前年同期は△4,340,711千円)、親会社株主に帰属する当期純損失(△)は1,520,458千円(前年同期は△6,272,235千円)となっております。




【株主構成】


株主構成としては、代表取締役CEOである新井元行氏が9.36%、スペース・エースタート1号投資事業有限責任組合が8.94%、ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合が7.62%、清水建設株式会社が7.21%、SPエースタート1号投資事業有限責任組合が6.72%となっております。


またストックオプション制度を採用しており、過去4回の新株予約権を発行しております。




【沿革】



2018年2月 株式会社Synspectiveを設立
2018年9月 マーケティング拠点としてシンガポールに連結在外子会社Synspective SG Pte. Ltd.を設立
2020年9月 SAR衛星データを用いたクラウドベースサービス「地盤変動モニタリング(Land Displacement
Monitoring)」をリリース
2020年12月 小型SAR衛星の実証初号機の打上に成功
2021年2月 実証初号機の初画像データ取得に成功、小型SAR衛星画像の取得成功は民間で日本初
2021年5月 宇宙セクターにおけるITセキュリティアライアンス「Space ISAC」に加入
2022年1月 新設分割により連結子会社 株式会社Synspective Japanを設立、衛星運用を担う
2024年7月 自社小型SAR衛星のStriXシリーズにより、日本最高分解能である25cmのSAR画像取得に成功
2024年9月 量産工場であるヤマトテクノロジーセンター(神奈川県大和市)が稼働開始







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執筆者 : 船井総研 IPO支援室

中堅・中小企業のIPO支援に特化した専門家集団です。証券会社出身者等の知見を活かし、具体的な実行プランの策定から審査通過まで一貫して伴走。優先順位を明確にした支援で、確実な上場実現をサポートします。