IPO支援コラム

セカンドサイトアナリティカ株式会社 IPO(新規上場)承認

セカンドサイトアナリティカ株式会社のグロース市場への上場が、2022年2月28日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】:セカンドサイトアナリティカ株式会社

【代表取締役社長】:髙山 博和

【社員数】:24人(単体)

【事業内容】: 機械学習やディープラーニングなどを用いたアナリティクス・コンサ

ルティングサービス及びAIプロダクトの提供

【HP】:https://www.sxi.co.jp/

【上場承認日】:2022年02月28日

【上場予定日】:2022年04月04日

【上場市場】:グロース市場

【業績】:

2021年3月期 (単体)

売上高:495,131千円

経常利益:46,800千円

【主幹事証券】:SMBC日興証券株式会社

【監査法人】:有限責任監査法人トーマツ

 

【特徴】

2016年に設立後、アナリティクスコンサルティング事業を源泉とし、事業パートナーとのシナジーを生み出すことでAIプロダクト事業も行っております。他社と比較して、ワンストップでアナリティクス・AIの開発・導入・活用・運用のサービスを提供していることが強みとなっております。

主なサービスはこちらです。

①アナリティクスコンサルティング事業

  独自開発の機械学習アルゴリズムに加え、公表されている論文等を取り入れた機械学習アルゴリズムを活用し、アナリティクスに特化した付加価値の高いコンサルティングサービスを提供

②AIプロダクト事業

  コンサルティングを通じて開発された自動プログラム及び機械学習モデル構築のノウハウを基に、AIプロダクトサービス「REDエンジン」、「アナリティクス・プラットフォーム」、「SXスコア」、「SkyFox」の4つの汎用製品をSaaS型/SI型で展開。顧客のニーズに合致した汎用性の高い製品を開発し、自社による販売及び事業パートナーを通じた販売を実施。

 

直近期である2021年3月期では、アナリティクスコンサルティングにおいて、テーブルデータ解析以外の領域に注力し、新たな技術の確立と収益化を実現し、またAIプロダクトにおいては、人事向けのソリューション「SkyFoxHR」を開発し、サービス提供を開始しております。

その結果、当事業年度の売上高は495,131千円(前期同期比81.8%増)、営業利益は47,021千円(前期同期比248.9%増)、経常利益は46,800千円(前期同期比251.2%増)となりました。

 

【株主構成】

主要株主は取引先の株式会社新生銀行は17.56%、取締役副社長の深谷 直紀氏は12.63%、代表取締役社長の髙山 博和氏は12.27%、取締役会長の加藤 良太郎氏は11.57%、取引先のエクシオグループ株式会社は9.85%です。

またストックオプション制度を採用しており、過去11回の新株予約権を発行しております。

 

【沿革】

2016年6月   セカンドサイト株式会社(資本金100百万円)を設立

2017年10月 株式会社協和エクシオ(現 エクシオグループ株式会社)と共に、

       アナリティクス・ソリューションの開発・提供分野で戦略的協業を開始

2019年6月   株式会社協和エクシオ(現 エクシオグループ株式会社)及び

       SBペイメントサービス株式会社と資本・業務提携を開始

2020年10月    TIS株式会社及び株式会社セブン銀行と資本・業務提携を開始

2021年8月   株式会社ミロク情報サービスと資本・業務提携

       三井住友海上火災保険株式会社と業務提携を開始

2021年12月 商号をセカンドサイトアナリティカ株式会社に変更

 

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