IPO支援コラム

守谷輸送機工業株式会社 IPO(新規上場)承認

守谷輸送機工業株式会社の東証第二部への上場が、2022年2月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】:守谷輸送機工業株式会社

【代表取締役社長】:守谷 貞夫

【社員数】:291人(単体)

【事業内容】:荷物用エレベーター等の製造、据付工事、販売及び保守・修理事業

【HP】:https://moriya-elevator.co.jp/ 

【上場承認日】:2022年2月14日

【上場予定日】:2022年3月17日

【上場市場】:東証第二部

【業績】:

2021年3月期 (単体)

売上高:13,517,891千円

経常利益:1,713,938千円

【主幹事証券】: SMBC日興証券株式会社

【監査法人】:EY新日本有限責任監査法人

 

【特徴】

非連結子会社1社(上海守谷電梯有限公司)との計2社で構成されております。

1950年3月に設立され、エレベーター等の製造から据付、保守・修理までの一貫した事業を展開しております。主な事業は以下2つです。

①エレベーター等の製造

  人や荷物を載せる荷物用エレベーターや大型の外航船やフェリー等に設置される乗用エレベーターを製造。

②エレベーターの保守・修理

  委託されたメンテナンス、修理及び建築基準法や労働安全衛生法に義務付けられた定期検査・定期点検サービスを提供。

直近期である2021年3月期では、新型コロナウイルスの影響により、船舶用エレベーターの引渡延期を受けるも、大型物流施設へ新規設置及び保守・修理案件が増加することで業績を牽引しました。

その結果、当事業年度の売上高は13,517,891千円(前年同期比11.6%増)、営業利益が1,686,213千円(前年同期比24.9%増)、経常利益が1,713,938千円(前年同期比22.8%増)となりました。

 

【株主構成】

主要株主は、代表取締役である守谷 貞夫氏と同氏の親族及び親族の個人資産管理会社の株式会社M2Wが35.28%、代表取締役社長の守谷 貞夫氏が19.05%、代表取締役社長の配偶者の守谷 順子氏が14.95%、代表取締役社長の二親等内の血族である濵 芽久実氏が7.70%、代表取締役社長の二親等内の血族である戸塚 昌代氏が7.38%です。

またストックオプション制度を採用しており、過去1回の新株予約権を発行しております。

 

【沿革】

1950年3月 エレベーター等の製造、販売及び据付を目的として

                 守谷輸送機工業株式会社を資本金5,000千円で設立

2011年8月 上海守谷電梯有限公司を100%子会社として資本金250千USドルで設立

 

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 https://funai-ma.webstarterz.com/mailmag/ipo/mailmag-3442/

 

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