YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPO（新規上場）承認

新規上場承認　YCPホールディングス(グローバル)リミテッド

シンガポールに本社を置くYCPホールディングス(グローバル)リミテッドのへのマザーズ上場が、2021年11月18日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】：YCPホールディングス(グローバル)リミテッド

【取締役兼グループCEO】：石田 裕樹

【社員数】：430人(連結)

【事業内容】：

・マネジメントサービス事業

・プリンシパル投資事業

【HP】：https://ycp.com/ja

【上場承認日】：2021年11月18日

【上場予定日】：2021年12月21日

【上場市場】：マザーズ

【業績】：

2020年12月期　(連結)

売上高：6,697百万円

営業利益：934百万円　

 

【主幹事証券】：野村證券株式会社

【監査人】：アーンスト・アンド・ヤング・エルエルピー

 

【特徴】

連結子会社30社及び持分法適用関連会社1社の32社で構成されており、総社員の60％以上が海外の人材となっております。

2011年8月に設立以来、日本企業で高まる海外展開の需要に対応するため、日本・シンガポール・香港を中心にアジア全域で主に2つの事業を展開しております。

①マネジメントサービス事業

　　国際間で行われるM&Aの実行、加えてM&A前後における投資前の戦略検討や投資先の選定・発掘、

　　投資実行後の経営・組織統合(PMI)や投資先企業のバリューアップを実施。

②プリンシパル投資事業

　　中小・新興企業に対して、資金の投下、事業の立ち上げのサポートを実施。

2020年12月期では各国で新型コロウイルス感染症拡大による影響は受けつつも、主要地域のビジネス拡大、それに伴う積極投資により、当連結会計年度の売上高は6,697百万円(前年期比945百万円増加)、営業利益は934百万円(前年期比763百万円増加)、当期利益は721百万円(856百万円増加)となりました。

 

【株主構成】

主要株主は資産管理会社であるY Asset Management Limitedが80.82％、執行役員の粕本 晋吾氏が8.41％、執行役員のダミアン・デュアメル氏が2.91％、執行役員のハイコー・バグズが2.78％、マネージングパートナーの天野 淳氏が0.96％です。

 

【沿革】

2011年8月   株式会社ヤマトキャピタルパートナーズを設立

2013年6月   YCP Management Southeast Asia Pte. Ltd.をシンガポールに設立

2013年11月 YCP Holdings Limitedを設立し、ホールディングス体制に移行

2013年11月 香港に香港にYCP Hong Kong Limitedを設立

2014年4月   タイにYCP Bangkok Co., Ltd.を設立

2015年4月   株式会社ヤマトキャピタルパートナーズを株式会社YCP Japanに商号変更

2016年11月 ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社の株式を取得し、

                      株式会社YCP Japanと合併

2017年1月   米国デラウェア州にYCP America Limited（現・YCP Solidiance Limited）を 設立

2018年10月 Solidiance Asia Pacific Pte. Ltd.の株式を取得し、連結子会社化。

                      それに伴い、 Solidiance Asia Pacific Pte. Ltd.の子会社11社を連結子会社とする

2019年1月   オランダにYCP Solidiance International B.V.を設立

2021年4月   YCP Holdings Limitedは各子会社及び関連会社の株式を当社に現物出資し、

                      これによりグループ統括機能を当社に移設