HYUGA PRIMARY CARE株式会社IPO（新規上場）承認

新規上場承認　HYUGA PRIMARY CARE株式会社

HYUGA PRIMARY CARE株式会社のマザーズへの上場が、2021年11月15日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】：HYUGA PRIMARY CARE株式会社

【代表取締役社長】： 黒木 哲史

【社員数】：312人(単体)

【事業内容】：

・在宅患者に対する在宅訪問薬局サービ ス、退院サポートサービス、ケアプランサービス

・在宅訪問薬局に取り組む中小薬局事業者に対するノウハウ提供、薬局運営サポートシステ

ム貸与サービス

【HP】：https://www.hyuga-primary.care/ja/index.html

【上場承認日】：2021年11月15日

【上場予定日】：2021年12月20日

【上場市場】：マザーズ

【業績】：

2021年3月期　(単体)

売上高：5,086,031千円

経常利益：250,720千円

【主幹事証券】：みずほ証券株式会社

【監査法人】：有限責任監査法人トーマツ

 

【特徴】

同社は、以下の4つの事業を主たる事業としております。

①在宅訪問薬局事業：在宅医療実施医療機関及び門前医療機関の発行する処方箋に基づき医薬品の調剤を行う。

②きらりプライム事業：中小薬局事業者に対し、在宅訪問薬局運営ノウハウの提供、在宅訪問支援情報システムの貸与、人材・営業支援および教育を行う。

③ケアプラン事業：同社の介護支援専門員（ケアマネージャー）が利用者の状況や家族の希望等を踏まえて居宅サービス計画（ケアプラン）を作成し、同計画に基づいたサービスの提供が行われるよう、サービス事業者との連絡・調整を行う。

④タイサポ事業：同社が運営する介護施設検索サイト等を通じ、退院患者に介護施設等の紹介を行う。

 

直前期である2021年3月期は、期末時点における在宅訪問薬局事業の利用者数が7,282人（前期末比11.0％増）、きらりプライム事業の加盟店舗数が533店舗（同297.8％増）に拡大する等、順調に推移しました。この結果、2021年3月期の経営成績は、売上高5,086百万円（前期比17.4％増）、営業利益228百万円（同86.5％増）、経常利益250百万円（同104.9％）、当期純利益97百万円（同195.2％）と、増収増益となっております。

 

【株主構成】

主要株主として、代表取締役である黒木哲史氏が19.48％、同氏の資産管理会社である一般社団法人Hyugaが12.02％、株式会社シーユーシーが11.22％、エムスリー株式会社が9.34％、SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合が7.05％、エムスリーキャリア株式会社が6.68％、九州アントレプレナークラブ投資事業有限責任組合が5.21％を保有しています。

同社はストックオプション制度を採用しており、取締役 延べ6名、従業員 延べ103名に対して過去3回、新株予約権を発行しております。また、同社役職員に対するインセンティブ付与を目的に、ストックオプション制度に準じた制度として、時価発行新株予約権信託に基づいた第5回新株予約権を発行しております。

 

【沿革】

2007年11月　福岡県太宰府市において、Hyuga Pharmacy株式会社（現同社）設立

2008年1月　  福岡県太宰府市に「きらり薬局太宰府店」開局

2008年6月　 「個人宅」、「施設」に向けた訪問調剤サービスを開始

2010年9月　  福岡県春日市に居宅介護支援事業所「ケアプランサービスひゅうが」開設

ケアプラン事業を開始

2014年8月　  千葉県千葉市緑区に「きらり薬局鎌取店」開局

2015年2月　  千葉県千葉市緑区に「ケアプランサービスひゅうが鎌取」開設

2015年7月　  医療従事者向け情報サイトを手掛けるエムスリー株式会社及び医療従事者の

人材支援を行うエムスリーキャリア株式会社と資本業務提携

2015年8月　  佐賀県鳥栖市に「きらり薬局鳥栖店」開局

2017年4月　  神奈川県横浜市港北区に「きらり薬局横浜日吉店」開局

2018年6月　 「福岡市国家戦略特別区域法を活用した遠隔服薬指導事業」の登録事業者として

認可

2018年7月　  全国初となる保険診療内でのオンライン服薬指導を国家戦略特区（福岡市）にて

実施

2019年2月　  神奈川県横浜市港北区に「ケアプランサービスひゅうが大倉山」開設

2019年2月　  きらりプライム事業を開始

2019年3月　  タイサポ事業を開始

2020年10月　Hyuga Pharmacy株式会社からHYUGA PRIMARY CARE株式会社へ商号変更