IPO支援コラム

AIメカテック株式会社 IPO(新規上場)承認

新規上場承認 AIメカテック株式会社
2021年6月22日に茨木県に本社を置くAIメカテック株式会社の東証二部への上場が承認され、7月30日に上場しましたので、概要などをまとめました。主な事業内容は半導体パッケージ製造装置、有機ELパネル製造装置及び液晶パネル製造装置等の開発・製造・販売及びアフターサービスです。
【会社名】:AIメカテック株式会社
【代表取締役】:阿部猪佐雄
【年齢】:65歳
【社員数】:233人(連結)
【事業内容】:半導体パッケージ製造装置、有機ELパネル製造装置及び液晶パネル製造装置等の開発・製造・販売・アフターサービスです。
【上場承認日】:2021年6月22日
【上場日】:2021年7月30日
【上場市場】:東証二部
【業績】:
2020年6月期(連結)
売上高:14,521,324(千円)
経常利益:396,810(千円)
【主幹事証券】:みずほ証券
【監査法人】:監査法人A&Aパートナーズ
 
【特徴】
2016年7月株式会社日立製作所からの新設分割により設立されました。連結子会社1社との計2社で構成されており、フラットパネル・ディスプレイ製造装置や半導体パッケージ製造装置の開発・製造・販売及びアフターサービスを展開しております。2020年6月期のセグメント別売上高は、IJPソリューション事業が558,951千円、半導体関連事業が1,657,650千円、LCD事業が12,304,722千円となっております。株主構成としては、VCであるポラリス第三号投資事業有限責任組合が73.03%、Tiara CG Private Equity Fund2013,L.P.が24.09%、代表取締役である阿部猪佐雄氏が1.08%となっております。ポラリス第三号投資事業有限責任組合を運営するポラリス・キャピタル・グループ株式会社から役員の派遣を受けております。
【沿革】
 1990年3月 日立テクノエンジニアリング株式会社が、茨城県龍ケ崎市において電子部品製造設備の製造・販売を目的として竜ヶ崎工場を操業
2001年10月  株式会社日立インダストリイズ発足
2001年12月  南京熊猫日立科技有限公司を設立
2006年4月    株式会社日立プラントテクノロジー発足
2013年4月    株式会社日立製作所と株式会社日立プラントテクノロジーが合併、
                       株式会社日立製作所インフラシステム社メカトロニクス事業本部を設立
2016年7月 茨城県龍ケ崎市向陽台にAIメカテック株式会社(資本金450百万円)を設立
      当社株式の大半をヒューストン・ホールディングス株式会社(2016年3月設立)に譲渡
2016年9月 子会社南京日立科技有限公司(中華人民共和国江蘇省南京市)を南京新創機電科技有限公司
      に商号変更
2017年7月 ヒューストン・ホールディングス株式会社を吸収合併
      ヒューストン・ホールディングス株式会社は消滅、当社が存続会社となる。