IPO支援コラム

セレンディップ・ホールディングス株式会社 IPO(新規上場)承認

新規上場承認 セレンディップ・ホールディングス株式会社 
2021年521日に愛知県に本社を置くセレンディップ・ホールディングス株式会社の東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。主な事業内容経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A 支援、プロ経営者の派 遣、製造事業会社の運営です。
【会社名】:セレンディップ・ホールディングス株式会社
【代表取締役】:竹内在
【代表取締役会長】:高村徳康
【年齢】:51歳
【社員数】:447人(連結)
【事業内容】:経営コンサルティング、事業承継サポート、M&A 支援、プロ経営者の派 遣、製造事業会社の運営
【上場承認日】:2021年521
【上場予定日】:2021年624
【上場市場】:東証マザーズ
【業績】:
2020年3月期(連結)
売上高:15,196,337(千円) 
経常利益:215,265(千円)
【主幹事証券】:SBI証券
【監査法人】:EY 新日本有限責任監査法人
 
【特徴】
 設立以降、M&A、IPO支援、ベンチャー支援事業、事業再生といった経営コンサルティングのサービスを提供しております。連結子会社5社(天竜精機株式会社、 佐藤工業株式会社、三井屋工業株式会社、セレンディップ・フィナンシャルサービス株式会社、セレンディップ・テ クノロジーズ株式会社)で構成されており、「プロフェッショナル・ソリューションズ事業」「インベストメント事業」「モノづくり事業」で展開されております。「事業承継×モノづくり」を事業領域としており、モノづくりを行う中小・中堅企業をM&Aによってグループ傘下に収める「投資」と、経営コンサルティングの事業を行っています。
2020年3月期の売上高15,229,295千円のうち、モノづくり事業の売上高は14,744,625千円であり、モノづくり事業を構成する3社(天竜精機株式会社、 佐藤工業株式会社、三井屋工業株式会社)はM&Aで取得したものになります。株主構成としては、代表取締役会長である高村徳康氏が19.39%、代表取締役である竹内在氏が19.39%、特別利害関係者である諸戸グループマネジメント株式会社が12.07% となっております。
【沿革】
2006年8月    名古屋市名東区に株式会社T3ネットワーク(資本金300万円)を設立 
2006年10月  ベンチャー支援目的のファンドであるSync Partners株式会社(子会社)を設立 
2013年3月    自ら経営執行を行うことを目的として、株式会社バンデロール(パン製造会社)へ当社及び当 社役員で100%出資(その後、当社持分を当社役員に譲渡) 
2014年10月 事業承継を目的として天竜精機株式会社(現・連結子会社)の株式取得 
2015年10月 事業承継を目的として佐藤工業株式会社(現・連結子会社)の株式取得 
2017年7月   Sync Partners株式会社(子会社)を解散 
2018年8月   事業承継を目的として三井屋工業株式会社(現・連結子会社)の株式取得 
2018年12月 事業承継を目的として株式会社サンテクトの株式取得 
2020年3月   事業承継問題の多様化に対応するため、当社より投資・ファイナンシャルアドバイザリー事業 を移管し、セレンディップ・フィナンシャルサービス株式会社を(現・連結子会社)設立 
2020年7月   株式会社サンテクトが株式会社エムジエクの株式取得 
2021年4月   共同投資案件であった株式会社協立製作所株式を売却 株式会社エムジエクは株式会社サンテクトと合併(株式会社サンテクトが存続会社、同時にセ レンディップ・テクノロジーズ株式会社(現・連結子会社)へ社名変更)