IPO支援コラム

株式会社オキサイド IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社オキサイド
2021年3月1日に株式会社オキサイドの東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。主な事業は光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの開発・製造・販売です。
【会社名】:株式会社オキサイド
【代表取締役】:古川 保典
【年齢】:61歳
【社員数】:129人
【事業内容】:
光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの 開発・製造・販売
【上場承認日】:2021年3月1日
【上場予定日】:2021年4月5日
【上場市場】:東証マザーズ
【業績】:
2020年2月期 
売上高:3,065,267千円
経常利益:104,910千円
【主幹事証券】:野村證券
【監査法人】:太陽有限責任監査法人
 
【特徴】
株式会社オキサイドは、単結晶、光部品、レーザ光源、光計測装置などの光学関連製品を、主に光を使った計測分野の装置メーカーや光学製品メーカー向けに開発・製造・販売しており、光計測・新領域事業、半導体事業、ヘルスケア事業の3つの事業を展開しています。

株主として、ベンチャーキャピタルや事業会社が複数入っており、筆頭株主である代表の古川氏の持ち分は約19.71%となっています。
2020年2月期の経営成績の状況の売上高は3,065百万円(前期比17.5%増)、営業利益は、のれん償却費や労務費の増加を吸収し122百万円(前期比 19.1%増)、経常利益は104百万円(前期比20.1%増)と増収増益となりました。

 

【沿革】
2000年10月 山梨県北杜市小淵沢町に株式会社オキサイドを設立
2003年9月 東芝セラミックス株式会社(現 クアーズテック株式会社)と資本・業務提携
2005年12月 三菱電線工業株式会社より光デバイス事業買収
2006年6月 株式会社ニコンと資本・業務提携
2006年8月 米国KLA-Tencor Corporation(現 KLA Corporation)と資本・業務提携
2007年10月 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社と資本・業務提携
2008年10月 第1・2工場が、ISO9001認証取得
2008年12月 レーザーテック株式会社と資本提携
2010年9月 株式会社マグネスケールよりレーザ事業買収
2012年4月 久保田研究所を設立
2013年4月 光学的ノイズ(スペックルノイズ)測定器であるDr.SPECKLE、ニューラインナップ発売開始
2015年3月 日立化成株式会社(現 昭和電工マテリアルズ株式会社)よりシンチレータ単結晶事業買収、
山梨県北杜市に第3工場取得
2016年6月 国際電気標準会議より、スペックル測定方法の国際標準取得
2016年8月 株式会社日立ハイテクノロジーズ(現 株式会社日立ハイテク)と資本・業務提携
2018年8月 米国Lumeras LLCから真空紫外レーザ事業買収
2019年6月 デンマークNKT Photonics A/Sとフェムト秒レーザの開発・製造で業務提携
2020年2月 LASEA S.A.とレーザ微細加工機の販売で業務提携