IPO支援コラム

株式会社シキノハイテック IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社シキノハイテック

 

2021年2月18日に富山県魚津市に本社を置く株式会社シキノハイテックのJASDAQスタンダードへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。
主な事業はカメラモジュール及び画像処理システムの開発・製造です。

 

【会社名】:株式会社シキノハイテック
【代表取締役】: 浜田 満広
【年齢】:62歳
【社員数】:340人(単体)
【事業内容】:
半導体検査装置の開発・製造
LSI の設計及び IP コアの開発
カメラモジュール及び画像処理システムの開発・製造
【HP】:https://www.shikino.co.jp/
【上場承認日】:2021年2月18日
【上場予定日】:2021年3月24日
【上場市場】:JASDAQスタンダード
【業績】:
2020年3月期
売上高(連結):4,531,640千円
経常利益(連結):235,270千円
【主幹事証券】:みずほ証券
【監査法人】:有限責任 あずさ監査法人

 

【特徴】
富山県魚津市に本社を置く会社で、1975年に志貴野メッキ株式会社の子会社として設立され、2003年に志貴野メッキ株式会社との親子関係を解消しています。代表取締役会長である塚田隆氏が筆頭株主で12.8%、シキノハイテック従業員持株会は10.8%、代表取締役社長の浜田満広氏は6.8%。その他、名古屋中小企業投資育成株式会社は6.57%、ほくほくキャピタル株式会社は4.6%が保有しています。
【沿革】
1975年1月 富山県高岡市において、志貴野メッキ株式会社がメッキ材料の購入・販売を目的の100%子会社として、株式会社シキノ(資本金400万円)を設立。
1986年5月 志貴野メッキ株式会社がエレクトロニクス事業を開始。
1986年11月  志貴野メッキ株式会社がマイコンのソフトウェア・ハードウェア業務(現電子システム事業)を開始。
1987年5月 志貴野メッキ株式会社が半導体検査用基板(バーンインボード)の設計・製作事業(現電子システム事業)を開始。
1988年1月 株式会社シキノ電子に商号変更。
志貴野メッキ株式会社の電子事業部(現電子システム事業)の業務を当社に移管。
1988年8月 ICのレイアウト設計業務(現マイクロエレクトロニクス事業)を開始。
1990年4月 計測技術関連業務を開始。
1992年1月 株式会社シキノハイテックに商号変更。
2001年3月 ISO14001(環境マネジメントシステム)の認証取得。
2003年11月  志貴野メッキ株式会社との親子会社関係を解消。
2004年10月  ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。
2004年11月  カネボウ株式会社(現クラシエホールディングス株式会社)の電子関連事業(現マイクロエレクトロニクス事業)を譲受。
2004年11月  カメラ開発事業(現製品開発事業)を開始。
2005年10月  東京都港区に関東地区の営業拠点として、東京テクニカルセンターを開設。
2006年1月 株式会社小野測器の半導体検査装置事業を譲受。
2010年12月  ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得。
2011年7月 東京テクニカルセンターを東京都港区芝公園へ移転及び東京デザインセンターに名称変更。
2012年6月 シンガポールに、現地法人Shikino High-Tech Singapore Pte.Ltd.を設立。
2015年2月 現地法人Shikino High-Tech Singapore Pte.Ltd.を清算。
2018年2月 資本金を17,031万円に増資。
2020年4月 福岡デザインセンターを福岡県福岡市早良区に開設。