新規上場承認 株式会社スポーツフィールド
2019年11月21日に株式会社スポーツフィールドの東証マザーズ市場への上場が承認されましたので、概要などをまとめました。
主な事業はスポーツ人財の採用支援サービス「スポナビ」、「スポナビキャリア」など、スポーツ人財に特化した採用支援事業で、直近の業績は売上15億円となっています。
【会社名】:株式会社スポーツフィールド
【事業内容】:スポーツ人財に特化した採用支援事業
【上場承認日】:2019年11月21日
【上場日】:2019年12月26日
【上場市場】:東証マザーズ市場
【想定時価総額】:約23.4億円(一株想定2,650円)
【調達予定額】:9.2億円(一株想定2,650円)
【業績】:
2018年12月期 売上15億円 経常利益 1.1億円
2017年12月期 売上11億円 経常利益 0.6億円
2016年12月期 売上6.7億円 経常利益 ₋0億円
【主幹事証券】:SMBC日興証券
【監査法人】:EY新日本有限責任監査法人
【従業員持株会】:なし
【ストックオプション】:あり
(2015年12月、※同社従業員12名、顧問1名、財務コンサルタント1名の合計14名に付与)
(2017年12月、同社執行役員1名、※同社従業員61名の合計62名に付与)
※同社10名は退職により権利を喪失
【沿革】:
2010年、株式会社スポーツリンク埼玉を設立
2013年、体育会系学生の総合就職支援サービス「スポナビ」を開始
2014年、株式会社スポーツフィールドへ商号変更
2014年、転職支援サービス「スポナビキャリア」を開始
2016年、子会社、株式会社エスエフプラス(現連結子会社)を設立
2018年、日本政府が推進するスポーツ国際貢献事業「SPORTS FOR TOMMOROW」に加盟
2018年、株式会社エスエフプラスにて「エスナビ」を開始
【特徴】:
・同社グループは株式会社スポーツフィールドと連結子会社の株式会社エスエフプラスの2社で構成。子会社では、採用支援事業に加え、営業支援事業、人財紹介事業、採用アウトソーシング事業も合わせて展開
・同社の特徴は、「スポーツ人財」に特化した採用支援事業を展開している点にある
・採用支援事業は①新卒者向けの「イベント事業」、②新卒者向けの「人財紹介事業」、③既卒者向けの「人財紹介事業」の3つに分類
・スポーツ人財の採用支援サービス「スポナビ2020」の登録者数は2万名を超え、新卒者のスポーツ人財に特化した就職サイトでは国内最大規模(同社調べ)
・新卒事業の継続および拡大のため、重要な体育会学生の確保に向けては、将来の見込み登録者となる1~2年生の段階からのアプローチ、就職支援中の体育会学生からの紹介、同社未開拓エリアの出店でカバーできる範囲の拡大、マス広告・SNS広告などの認知度向上の取り組み、などにより、新規人財の確保に取り組んでいる
*いずれも「新規上場申請のための有価証券報告書」と同社ホームページを参考にしました。
・「新規上場申請のための有価証券報告書」https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html
・同社ホームページ https://www.sports-f.co.jp/