IPOコラム

【お客様の声から学ぶ/上場実現3社】J-Adviser、IPOコンサルとしての船井総研

上場(IPO)は、企業の信頼性、資金調達力、そして知名度を一気に高める大きなチャンスです。しかし同時に、その準備は多岐にわたり、現業の成長を止めずに「上場企業にふさわしい管理体制」を構築するという、非常に困難なミッションでもあります。 私たちは、お客様がこの難題を乗り越え、持続的な成長を実現できるよう、単なる知識提供に留まらない、実務に深く入り込んだ「伴走支援」を徹底しています。

今回は、船井総研のIPO支援サービス(IPOコンサルティング、J-Adviser業務、IPO分科会)をご利用いただき、見事に成長を加速された3社のお客様の声を、それぞれ抜粋してご紹介します。各社が直面していた課題と、私たちの支援がどのように解決に導いたのか、ぜひご覧ください。

1. BABY JOB株式会社様:急成長フェーズを支える「J-Adviser」としての伴走

「手ぶら登園®」をはじめとする、保育園や子育て世帯向けの革新的なサービスを展開されているBABY JOB株式会社様。驚異的なスピードで事業を拡大される中、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)上場にあたって、船井総研がJ-Adviserとして対応させていただきました。

「TOKYO PRO Market上場を最短で実現!新たなカテゴリーを創造する成長戦略を伴走支援」

https://www.funaisoken.co.jp/voice/baby-job

お客様の声(抜粋とポイント)

【スピード上場と情熱】

当初はグロース市場を目指す中、時間軸を考慮しTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場をご検討されたのがご相談のきっかけでした。お客様からは、「数あるコンサルティング会社の中から船井総研を選んだのは、最終的に伝わってきた『情熱』が決め手でした」「最短での上場を実現いただいたことに大変感謝しております」というお言葉をいただきました。

【上場による意識改革】

最も大きな成果として、「上場前と上場後で『社内の意識が大きく変わった』」という点を挙げていただいています。 特に、経営に関わるボードメンバーたちの「上場企業としてのあり方」に対する意識が高まり、「上場企業として」という言葉が社内で日常的に聞かれるようになりました。上場を経験したことでコンプライアンス意識やガバナンス意識が、上場前よりも一層高まったと実感されています。

【J-Adviserとしての実績】

船井総研は、BABY JOB様の上場に際し、TPM上場における初の「売り出し」を対応させていただきました(当時、約200社の上場事例において前例がありませんでした)。お客様の成功を信じ、共に汗をかいた「パートナーとしての伴走支援」の真髄が評価されています。

「売り出し」については以下の動画をご確認ください

【12月19日上場】船井総研のJ-Adviser第1号案件のBABYJOB様のTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)上場について https://www.funaisoken.co.jp/video/ipo-CGwsmSCvzCw

2. 株式会社デジタルキューブ様:技術力を成長の源泉とする組織の「経営管理」を仕組化

WordPressの高速実行環境「KUSANAGI」など、高度な技術力とWebソリューションを強みとされる株式会社デジタルキューブ様。TOKYO PRO Market上場を目指すにあたり、上場に関する情報収集が必要という課題から、船井総研のIPO分科会の会員企業様として、参画いただきました。

「TOKYO PRO Market上場を足がかりに次の市場へ。さらなるステージへ成長戦略を加速」

https://www.funaisoken.co.jp/voice/digitalcube

お客様の声(抜粋とポイント)

【技術組織特有の課題解決】

お客様は、当時「上場に関する情報収集」が必要だったことをご相談のきっかけとして挙げています。高度な技術を持つエンジニア組織ゆえに、管理部門機能の整備が急務でした。 お客様からは、「技術者ばかりの当社に、管理部門の立ち上げ方、規程の作り方、予算の立て方まで、細部にわたって教えてもらえた」とのお声をいただきました。私たちは、属人化を解消し、誰が行っても同じ品質を保てる組織全体で支えるためのガバナンス体制の構築を徹底的に支援しました。

【次の市場を見据えたロードマップ】

デジタルキューブ様は、「TOKYO PRO Market上場を足がかりに次の市場へ」という明確な目標を持たれていました。 当社の支援により、「事業計画をより具体的に、経営層が目指すべき数値目標へと落とし込むことができた」と評価いただいています。IPO分科会で得られる知見は、単なる書類作成代行ではなく、お客様の将来の経営戦略そのものにコミットし、さらなる成長ステージへの戦略を加速させる要因となりました。

3. 株式会社ダブルツリー様:専門分野における「経営理念の浸透」と管理部門整備

上場を目指すと決意された当初はIPOコンサルティングとして、その後はIPO分科会の会員企業様として、TOKYO PRO Marketの上場まで関わらせていただきました。

「右肩上がりの売上と組織変革で、地域多角化と上場を実現。さらなる成長ステージへ。」

https://www.funaisoken.co.jp/voice/d-tree

お客様の声(抜粋とポイント)

【コンサルタント選定の決め手と成果】

約15年前の講演をきっかけとした船井総研の業種支援での接点から始まります。「複数のコンサルタントから話を聞いたが『言っていることは正しいが現実的ではない』と感じた。しかし御社の話は非常に現実的で、『これなら私たちでもできる』と思えたことが最大の決め手です」と振り返られています。 コンサルティングを依頼して以来、「ここ5年ほどずっと売上が右肩上がりで伸び続けており、これは御社にお願いしたからだと確信しています」と、具体的な成果を実感していただいています。そこから新規上場(IPO)を目指す際に、IPOコンサルとしても関わらせていただきました。その後上場を目指す経営者向けの勉強会「IPO分科会」に5年以上継続してご参加いただいています。

【上場準備を通じた経営理念の再構築と多角化】

上場準備を機に、地域内多角化戦略(車事業に加え、グランピング、フィットネスなど)を具体的に進められました。上場準備の過程で、改めて経営理念やビジョンが明確になり、全社的に浸透。新規事業開始時の内部整理も、上場のステップを踏む中で責任者が運営できるようになり、組織全体が大きく成長しました。

【印象的なエピソードとハンズオン支援】

15年のお付き合いの中で、「外部のコンサルタントが客観的な視点で『こうしましょう』と明確に言ってくれる」ことが、会社が伸びる最も大きな要因になったと語られています。特に、「経理や人事の専門知識がない状態から、上場に耐えうる管理部門を立ち上げることができたのは、船井総研の実務的なサポートがあったから」という点は、私たちの現場に入り込むハンズオン支援の強みを物語っています。

まとめ:IPO成功は「伴走」によって実現する

BABY JOB株式会社様、株式会社デジタルキューブ様、株式会社ダブルツリー様の事例から、IPO準備における船井総研の支援スタイルがご理解いただけたかと思います。

お客様の事業特性、フェーズ、目指す市場を深く理解し、その企業にとって最も効率的かつ効果的なIPOロードマップを策定すること。そして、その実行を現場レベルで徹底的にサポートすること。これが、船井総研IPO支援室のミッションです。

現在、新規上場(IPO)を目指して準備を進めているものの、課題をお持ちの経営者様、ご担当者様は、ぜひ一度私たちにご相談ください。 貴社の新規上場(IPO)実現に向け、全力でサポートさせていただきます。

・グロース市場やスタンダード市場といった一般市場への上場に向けてIPOコンサルタントとして

・TOKYO PRO Market(Fukuoka PRO Market)上場に向けてはJ-Adviser(F-Adviser)として

・IPOを目指す経営者向けの勉強会「IPO分科会」の運営として

様々なフェーズの皆様のニーズにお応えできるようにしています。

IPOを目指す経営者のための勉強会

「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」についてはこちらをご確認ください

https://ipo.funaisoken.co.jp/service/ipoacademy/

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