IPOコラム

IPO準備企業経営者向けの勉強会「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」10月度例会レポート

2025年10月8日に開催されたIPO準備企業経営者向けの勉強会「IPO分科会」(10月度例会)の様子を紹介します。

「IPO分科会」では、毎回直近新規上場(IPO)した経営者の方にゲストとして登壇いただき、なぜ上場したか、上場までの苦労話、今後上場を目指す経営者向けに伝えたいことなど、クローズな勉強会ならではの赤裸々かつ、ほかではお聞きできないような上場準備の過程での体験談をお話しいただいています。

「IPO分科会」(10月度例会)

「IPO分科会」(10月度例会)のゲストは、2024年12月にTOKYO PRO Marketへ新規上場された、株式会社ダブルツリー代表取締役社長の林和樹氏をお招きし、上場準備における貴重な体験談をお聞きしました。

特に、ホールディングス(HD)体制からグループ体制を変更して上場したプロセスや、売上150億円規模の会社がなぜスタンダード市場ではなくTOKYO PRO Marketへ上場したか、上場準備、そして上場後の変化まで、貴重な経験を率直にお話しいただきました。などをお聞きしました。上場準備期間の苦労話では、本業と並行して進める体制整備や内部統制の構築について、リアルな声が聞かれ、5年以内に上場を目指す参加経営者の皆様は深く共感していました。

 また、「上場はゴールではなく、新たなスタートである」という力強いメッセージは、参加者の心に深く響いたようです。上場によって社会的信用力が向上し、優秀な人材の獲得や社員のモチベーション向上につながっているという具体的なメリットも共有されました。

 林社長の講演は、上場を目指す企業が直面する課題を乗り越えるためのヒントに満ち溢れていました。参加者からは、個別の戦略に関する質問が相次ぎ、活発な質疑応答が繰り広げられました。今回の例会は、参加者にとって、上場への決意をさらに固め、具体的な行動につなげるための貴重な機会となりました。

IPOを目指す経営者のための勉強会

「企業価値向上経営フォーラム-IPO分科会」についてはこちらをご確認ください

https://ipo.funaisoken.co.jp/service/ipoacademy/

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