IPOコラム

株式会社キッズスター IPO(新規上場)承認

株式会社キッズスターのグロース市場への上場が、2024年8月23日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社キッズスター
【代表取締役】 平田 全広
【社員数】51人(単体)
【事業内容】ファミリー向け社会体験アプリ「ごっこランド」の開発・運営及びイベントの企画・運営、
子ども向けプロダクトを通じた、企業・団体の事業開発支援  
【HP】https://www.kidsstar.co.jp/
【上場承認日】2024年8月23日
【上場予定日】2024年9月26日
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年12月期(単体)
 売上高764,797千円
 経常利益155,713千円
【主幹事証券】岡三証券株式会社
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
インターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供を行っております。

スマートデバイスを通じて、社会との繋がりを作り、子どもたちが楽しみながら「社会体験(ごっこ遊び)」ができるソリューションとして、アプリサービスの「ごっこランド」を提供しています。2023年8月からは、「ごっこランド」の海外版である「Gokko World」を展開するにあたり、2023年8月に、第1弾として、ベトナム版の配信を開始しており、2024年内に120万ダウンロードを超える進捗で推移しております。

主力サービスである社会体験アプリ「ごっこランド」では、顧客である企業・団体が、ファミリー向けに、自社のサービスや商品のブランディング施策及び新規ファンの獲得やプロモーション活動の一環として、企業・団体の魅力が伝わる当社が開発した独自のコンテンツを展開しております。また、日本国内での展開に加えて、今後の子ども世代の人口増加、並びに経済成長により潜在顧客となり得る企業の増加が大いに期待されるアジアを中心に、「ごっこランド」の海外版である「Gokko World」の展開に注力しております。

以上の結果、直前期である2023年12月期の売上高は764,797千円(前年同期比135.5%)、営業利益は157,858千円(前年同期比151.7%)、経常利益は155,713千円(前年同期比148.7%)、当期純利益は109,704千円(前年同期比145.4%)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、親会社である株式会社くふうカンパニーが44.76%、親会社の取締役である穐田誉輝氏が36.11%、代表取締役である平田全広氏が6.06%、取締役である松本健太郎氏が3.48%、取締役である金城永典氏が3.48%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去3回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2013年5月株式会社アイフリークモバイルの知育アプリ事業部門にて、当社の主力サービスである「ごっこランド」の配信開始
2014年10月東京都渋谷区にて、クックパッド㈱の100%出資を受けて当社を設立し、株式会社アイフリークモバイルより
知育アプリ事業部門を事業譲受
2016年6月MBO(マネジメント・バイ・アウト)によりクックパッド㈱から独立
2021年1月株式会社くふうカンパニー(現株式会社くふう住まい)の連結子会社となる
(注) 2021年9月、株式会社くふう中間持株会社に商号変更
2021年10月共同株式移転の方法により、2021年10月1日付で株式会社ロコガイドと株式会社くふう中間持株会社
(現 株式会社くふう住まい)の完全親会社となる株式会社くふうカンパニーが設立され、
グループ再編に伴い同社の連結子会社となる。
(注) 株式会社くふう中間持株会社(現株式会社くふう住まい)は、2022年1月1付で
当社株式を株式会社くふうカンパニーへ譲渡
2023年8月海外版社会体験アプリ「Gokko World」をアジアで配信開始

【最新IPOコラム】