IPOコラム

株式会社D&M(ディーアンドエム)カンパニー IPO(新規上場)承認

株式会社D&M(ディーアンドエム)カンパニーのグロース市場への上場が、2024年5月8日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社D&M(ディーアンドエム)カンパニー
【代表取締役社長】 松下明義
【社員数】28人(連結)
【事業内容】医療機関等に対する経営サポート事業
【HP】https://www.dmcompany.co.jp/
【上場承認日】2024年5月8日
【上場予定日】2024年6月11日から6月17日の間のいずれかの日(上場日の4営業日前までに決定予定)
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年5月期(連結)
 売上高1,111,038千円
 経常利益250,287千円
【主幹事証券】大和証券株式会社
【監査法人】EY新日本有限責任監査法人

【特徴】
連結子会社2社との計3社で構成されており、医療機関等に対する経営サポート事業を営んでおります。主要なサービスは以下3つであり、①F&I(ファイナンス&インベストメント)サービスでは、主に診療・介護報酬債権等管理やリース、②C&Br(コンサルティング&ビジネスイノベーション)サービスでは、主に経営コンサルティングやコスト削減提案、③HR&OS(人材&アウトソーシング)サービスでは、主に人材の派遣や紹介、外国人就労支援、アウトソーシングサービスを展開しております。

診療報酬債権等買取サービスやコンサルティングを組み合わせて提供するとともに、特定技能を中心とした外国人就労への取り組みや取引先の求人ニーズに積極的に応えたことによって、直前期である2023年5月期の売上高は1,111,038千円(前年同期比19.4%増)、営業利益は236,407千円(前年同期比0.8%増)、経常利益は250,287千円(前年同期比6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は171,666千円(前年同期比17.8%増)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、松井信博氏の個人資産管理会社である株式会社YSYが48.78%、松井信博氏が9.76%、代表取締役社長である松下明義氏が6.22%、イノベーション・エンジンPOC第2投資事業有限責任組合が5.12%、松井太氏が4.88%、大阪商工信用金庫が3.78%、松井雅子氏が3.66%、ナカザワホールディングス株式会社が3.05%、取締役兼関係会社の代表取締役である藤井幹正氏が2.44%、HVC2号投資事業有限責任組合が1.83%、露口六彦氏が1.34%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去4回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2015年11月   大阪府に診療・介護報酬債権等買取事業を目的として、株式会社D&Mカンパニーを設立
2019年7月人材事業を目的として株式会社クロステラ(現・連結子会社株式会社D&Mキャリア)を設立
2020年12月債権の買取り及び管理業、経営コンサルティング業務、各種動産のリース、賃貸借、売買(割賦販売を含む)
及び保守管理を目的として、現・連結子会社株式会社D&Mパートナーズを設立
2021年1月株式会社クロステラの社名を株式会社D&Mキャリアに変更し、有料職業紹介事業及び労働者派遣事業を開始
2021年6月株式会社D&Mパートナーズにて、貸金業を開始
2021年6月株式会社D&Mパートナーズにて、高度管理医療機器等販売業・貸与業を開始

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