IPOコラム

株式会社西部技研 IPO(新規上場)承認

福岡県に本社を置く株式会社西部技研のスタンダード市場への上場が、2023年8月30日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社西部技研
【代表取締役社長】 隈扶三郎
【社員数】720人(連結)
【事業内容】デシカント除湿機や VOC濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等のサービス
【HP】https://www.seibu-giken.com/
【上場承認日】2023年8月30日
【上場予定日】2023年10月3日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2022年12月期(連結)
 売上高24,890百万円
 経常利益4,783百万円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】有限責任監査法人トーマツ

【特徴】
連結子会社9社との計10社により構成されており、空調事業を展開しております。海外子会社においてデシカント除湿機の受注・売上が増加した結果、直前期である2022年12月期は売上高が24,890百万円(前年同期比43.0%増)、経常利益が4,783百万円(前年同期比131.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が3,908百万円(前年同期比130.5%増)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、株式会社グリーンフューチャーが26.93%、代表取締役社長である隈扶三郎氏が23.42%、公益財団法人隈科学技術・文化振興会が16.16%、西部技研社員持株会が10.84%、常務取締役である下薗誠氏が4.04%、取締役である平川美和氏が2.22%、隈優作氏が2.15%、執行役員である喜田桂祐氏が2.15%、永松資紹氏が2.15%、藤川貴史氏が2.15%となっております。

またストックオプション制度を採用しておりません。

【沿革】

1965年7月  株式会社西部技術研究所(当社)を設立。
1972年4月株式会社西部技研に商号変更。
1985年11月スウェーデン(スパンガ)のDST Sorptionsteknik ABと業務提携開始
1993年10月スウェーデンのDST社の全株式を取得し、Seibu Giken DST ABに商号変更(100.0%所有、連結子会社)。
2001年7月アメリカ(メリーランド州)にSeibu Giken America, Inc.を設立(100.0%所有、連結子会社)。
2007年1月中国(江蘇省常熟市)に西部技研環保節能設備(常熟)有限公司を設立(100.0%所有、連結子会社)。
2009年2月中国(江蘇省常熟市)に迪思特空气処理設備(常熟)有限公司を設立(100.0%間接所有、連結子会社)。
2012年4月アメリカ(ペンシルバニア州)にSeibu Giken DST America, Inc.を設立(100.0%間接所有、連結子会社)。
2013年7月ポーランド(グディニャ)にSeibu Giken DST Poland SP. ZO.O.を設立(100.0%間接所有、連結子会社)。
2014年7月福岡県古賀市に㈱西部技研DRエンジニアリングを設立(100.0%所有、連結子会社)。
2017年11月ケニア(ナイロビ)にSeibu Giken DST East Africaを設立(100.0%間接所有、連結子会社)。
2019年9月大韓民国(京畿道華城市)にSeibu Giken Korea Co., Ltd.を設立(100.0%所有、連結子会社)。

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