IPOコラム

ファーストアカウンティング株式会社 IPO(新規上場)承認

ファーストアカウンティング株式会社のグロース市場への上場が、2023年8月18日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  ファーストアカウンティング株式会社
【代表取締役社長】 森啓太郎
【社員数】31人(単体)
【事業内容】会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)
【HP】https://www.fastaccounting.jp/
【上場承認日】2023年8月18日
【上場予定日】2023年9月22日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年12月期(単体)
 売上高785,533千円
 経常損失77,502千円
【主幹事証券】大和証券株式会社
【監査法人】PwC京都監査法人

【特徴】
AIソリューション事業(経理AI事業)を展開しております。

クラウド型AIプラットフォームである『Remota』の導入社数が前事業年度末の50件に対して83件と順調に推移した一方で、営業体制の強化や業容拡大に伴う人件費が増加した結果、直前期である2022年12月は売上高が785百万円(前期は460百万円)、経常損失が77百万円(前期は360百万円の経常損失)、当期純損失が78百万円(前期は360百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である森啓太郎氏が27.21%、株式会社Space Investmentが22.03%、BEENEXT2 Pte. Ltd.が6.26%、ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd.が6.24%、信託SO(受託者:安田信彦氏)が4.96%、株式会社マイナビが4.59%、取締役CFOである津村陽介氏が3.86%、Scrum Ventures Fund III L.P.が3.08%、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合が3.08%、小嶋勇志氏が2.20%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去7回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2016年6月   AI及びITを使った会計処理の高速化サービスの提供を目的とし東京都港区にファーストアカウンティング株式会社を設立
2019年10月サービス名を『Robota』(ロボタ)に統一
2020年9月経理業務を効率化する請求書処理プラットフォーム『Remota』(リモタ)の提供開始
2022年8月デジタル庁からデジタルインボイスの送受信サービスPeppolサービスプロバイダーとして認定

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