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IPOコラム
Chordia Therapeutics株式会社(コーディア セラピューティクス) IPO(新規上場)承認取消
神奈川県に本社を置くChordia Therapeutics株式会社(コーディア セラピューティクス)のグロース市場への上場が、2023年8月10日に承認され、2023年9月15日に上場を予定しておりましたが、2023年8月30日に新規株式公開(IPO)を延期すると発表しました。最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し、上場手続きの延期を判断したとしています。
【会社名】 | Chordia Therapeutics株式会社(コーディア セラピューティクス) | |
【代表取締役】 | 三宅洋 | |
【社員数】 | 17人(単体) | |
【事業内容】 | RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等 | |
【HP】 | https://www.chordiatherapeutics.com/ | |
【上場承認日】 | 2023年8月10日 | |
【上場市場】 | グロース市場 | |
【業績】 | 2022年8月期(単体) | |
事業収益 | ー | |
経常損失 | 1,776,640千円 | |
【主幹事証券】 | 野村證券株式会社 | |
【監査法人】 | 有限責任あずさ監査法人 |
【特徴】
アンメットメディカルニーズの高いがん領域に特化した創薬研究を進めており、これまでになかった新しい作用機序を有する低分子の画期的医薬品(ファーストインクラス)の研究開発を行っています。
日本においては第1相臨床試験の症例登録を進め、海外展開においては米国での血液がんにおける臨床試験を開始するために受託臨床試験機関 (CRO)や治験責任医師候補の方等との調整を開始し、また、日本国内で販売を行う際に株式会社メディパルホールディングスと協業する旨の業務提携契約を締結した結果、直前期である2022年8月期は事業収益は該当なく(前期は800百万円)、経常損失が1,776百万円(前期は525百万円の経常損失)、当期純損失は1,779百万円(前期は527百万円の純損失)となっております。
【株主構成】
株主構成としては、武田薬品工業株式会社が14.71%、イノベーション京都2016投資事業有限責任組合が12.38%、New Life Science 1号投資事業有限責任組合が10.27%、日本グロースキャピタル投資法人が7.86%、ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合が7.18%、MEDIPAL Innovation 投資事業有限責任組合が6.55%、三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合が6.19%、代表取締役である三宅洋氏が6.12%、協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合が5.24%、京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合が4.14%となっております。
またストックオプション制度を採用しており、過去6回の新株予約権を発行しております。
【沿革】
2017年10月 | 創薬研究を目的として、神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク内にてChordiaTherapeutics株式会社を設立 | |
2017年11月 | 武田薬品工業株式会社、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、他数社を引受先とする出資契約を締結 | |
2019年3月 | ジャフコグループ株式会社、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、他数社を引受先とする出資契約を締結 | |
2022年5月 | 日本グロースキャピタル投資法人、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、MEDIPAL Innovation 投資事業有限責任組合、新生キャピタルパートナーズ株式会社、及び日本ベンチャーキャピタル株式会社、シオノギファーマ株式会社を引受先とする出資契約を締結 | |
2022年5月 | 株式会社メディパルホールディングスとの将来的な流通および販売促進等における業務提携に関する基本合意書を締結 | |
2022年5月 | シオノギファーマ株式会社と低分子化合物の製造における協業に関する基本契約書を締結 |
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