IPOコラム

株式会社テクニスコ IPO(新規上場)承認

株式会社テクニスコのスタンダード市場への上場が、2023年6月21日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社テクニスコ
【代表取締役社長】 関家圭三
【社員数】315人(連結)
【事業内容】精密加工部品事業(ヒートシンク製品及びガラス製品等の製造・販売)
【HP】https://www.tecnisco.com/
【上場承認日】2023年6月21日
【上場予定日】2023年7月26日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2022年6月期(連結)
 売上高5,480,794千円
 経常利益887,583千円
【主幹事証券】野村證券株式会社
【監査法人】PwC京都監査法人

【特徴】
連結子会社2社、非連結子会社1社との計4社により構成されており、精密加工部品事業を展開しております。複数の最先端技術を融合させた「クロスエッジ®Technology」を活かした製品の開発および販売並びに価値あるモノづくりに注力した結果、直前期である2022年6月期は売上高が5,480百万円(前年同期比26.1%増)、経常利益が887百万円(前年同期比150.9%増)、当期純利益が802百万円(前年同期比189.5%増)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である関家圭三氏の資産管理会社である合同会社XEホールディングスが77.00%、関家圭三氏が8.30%、特定有価証券信託受託者野村信託銀行株式会社(信託口2052276)が2.92%、テクニスコ従業員持株会が2.69%、関家慶一郎氏が1.23%、関家理子氏が1.23%、特定有価証券信託受託者野村信託銀行株式会社(信託口2052277)が1.23%、特定有価証券信託受託者野村信託銀行株式会社(信託口2052278)が1.23%、三宅川泰二氏が0.92%、専務取締役である吉岡豊吉氏が0.77%となっております。

またストックオプション制度を採用しておりません。

【沿革】

1970年2月     東京都港区芝に、株式会社第一製砥所(現株式会社ディスコ)の研削切断加工技術を研究開発する目的で、株式会社精密切断研究所を個人出資により設立
1971年9月東京都品川区南品川に切断加工工場である品川工場を新設し株式会社テクニスコに商号変更
1972年9月株式会社ディスコ66.7%出資によりディスコグループに参加
1989年4月株式譲渡により株式会社ディスコ100%出資の子会社となる
2005年9月中華人民共和国にTECNISCO (SuZhou) CO.,Ltd.を100%子会社として設立
2014年10月MBO(マネジメント・バイアウト)の実施により株式会社ディスコより独立
2017年8月シンガポールにTECNISCO Advanced Materials Pte. Ltd.を100%子会社として設立
2019年5月ドイツにTECNISCO EUROPE GmbHを100%子会社として設立

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