IPOコラム

株式会社グリッド IPO(新規上場)承認

株式会社グリッドのグロース市場への上場が、2023年6月2日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社グリッド
【代表取締役社長】 曽我部完
【社員数】70人(単体)
【事業内容】人工知能を用いた計画最適化システムの開発・販売・保守・運用サポート 
【HP】https://gridpredict.jp
【上場承認日】2023年6月2日
【上場予定日】2023年7月7日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年6月期(単体)
 売上高910,399千円
 経常利益67,651千円
【主幹事証券】野村證券株式会社
【監査法人】監査法人A&Aパートナーズ

【特徴】
電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの分野に特化して、AI開発事業を展開しております。

AIエンジンの開発のみならず、顧客のオペレーションに実装する本番システムの開発実績やストック型の売上も積みあがった結果、直前期である2022年6月期は売上高が910百万円(前期は706百万円)、経常利益が67百万円(前期は△198百万円の経常損失)、当期純利益が91百万円(前期は△210百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長の曽我部完氏の資産管理会社である株式会社Weが68.04%、

寺島 敬臣氏が14.10%、三井物産株式会社が13.04%、丸紅株式会社が2.41%、伊藤忠商事株式会社が2.41%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去1回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2009年10月 再生エネルギー事業の会社として東京都港区芝浦に株式会社グリッド(資本金10百万円)を設立
2013年6月発電所運営を目的とし、グリッドソーラーファーム合同会社(完全子会社)設立
2014年6月発電所運営を目的とし、H&Gソーラー合同会社(関連会社)設立
2016年5月AIフレームワークReNom(リノーム)を開発
2017年1月エネルギーソリューション事業を縮小
2017年3月三井物産株式会社、伊藤忠商事株式会社、丸紅株式会社と資本業務提携
2020年11月エネルギーソリューション事業からの撤退
2022年2月グリッドソーラーファーム合同会社清算結了
2022年8月AI配船計画システムの提供、運用・サポートサービス提供開始

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