IPOコラム

AeroEdge株式会社(エアロエッジ) IPO(新規上場)承認

栃木県に本社を置くAeroEdge株式会社(エアロエッジ)のグロース市場への上場が、2023年5月29日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  AeroEdge株式会社(エアロエッジ)    
【代表取締役社長兼執行役員CEO】 森西淳
【社員数】84人(単体)
【事業内容】航空機エンジン部品等の製造、販売
【HP】https://aeroedge.co.jp/
【上場承認日】2023年5月29日
【上場予定日】2023年7月4日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年6月期(単体)
 売上高1,964,694千円
 経常利益10,764千円
【主幹事証券】みずほ証券株式会社
【監査法人】EY新日本有限責任監査法人

【特徴】
2015年9月に、栃木県に本社を置く菊地歯車株式会社から分社化し設立され、航空機エンジン部品、並びにその他製品の加工製造・販売を主に展開しております。

主力製品であるチタンアルミブレードの受注機数が増加し、生産体制の強化を行った結果、直前期である2022年6月期は売上高が1,964百万円(前期は848百万円)、経常利益が10百万円(前期は757百万円の経常損失)、当期純利益が7百万円(前期は766百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、菊地歯車株式会社が24.41%、代表取締役社長兼執行役員CEOである森西淳氏が20.38%、豊田通商株式会社が11.72%、株式会社日本政策投資銀行が10.95%、DMG森精機株式会社が10.19%、ナイン・ステーツ・4投資事業有限責任組合が7.28%、取締役 兼 執行役員COO/CTOである水田和裕氏が3.31%、取締役 兼 執行役員CFOである今西貴士氏が2.67%、株式会社足利銀行が1.46%、めぶき地域創生投資事業有限責任組合が1.46%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去6回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

AeroEdge株式会社は、2015年栃木県足利市において、航空機エンジン用チタンアルミブレードの製造販売を目的とする会社として、同じく栃木県足利市にある菊地歯車株式会社(以下、菊地歯車)から分社化して設立する形で創業しました。

2015年9月    航空機エンジン用チタンアルミブレードの製造販売を事業目的としたAeroEdge株式会社を菊地歯車の100%出資により設立(資本金3,000万円)
2016年1月菊地歯車の航空宇宙部門をAeroEdge株式会社に分割。合わせて菊地歯車の一部従業員が当社に転籍
2018年7月航空品質マネジメントシステム認証(JISQ9100:2016 & JISQ9001:2015(ISO9001:2015))を取得
2018年9月環境マネジメントシステム認証(JISQ14001:2015(ISO14001:2015))を取得
2019年10月国際特殊工程認証(Nadcap)を取得

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