IPOコラム

株式会社エリッツホールディングス IPO(新規上場)承認

京都府に本社を置く株式会社エリッツホールディングスのスタンダード市場への上場が、2023年5月22日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】               株式会社エリッツホールディングス
【代表取締役】 槙野常美
【社員数】380人(連結)
【事業内容】不動産賃貸事業、不動産ファンド事業、不動産の企画・コンサルティング事業、人材紹介事業、不動産仲介及び管理事業並びにシステム開発・販売事業を行うグループ会社の経営管理及びこれに付帯する業務  
【HP】https://www.elitz-holdings.co.jp/
【上場承認日】2023年5月22日
【上場予定日】2023年6月27日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2022年9月期(連結)
 売上高4,864,786千円
 経常利益685,168千円
【主幹事証券】みずほ証券株式会社
【監査法人】PwC京都監査法人

【特徴】
連結子会社6社の計7社により構成されており、不動産仲介事業、不動産管理事業、居住者サポート事業を展開しております。

社会経済活動の回復や営業制限の撤廃、外国人留学生の受け入れ再開などの政策の効果により、賃貸不動産の需要が回復する状況下において、中期経営計画に基づいて成長強化事業への積極的な投資を行い、持続的成長モデルへの移行に取り組んだ結果、直前期である2022年9月期は、売上高が4,864百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益が685百万円(前年同期比5.4%増)、当期純利益が432百万円(前年同期比1.3%減)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である槙野常美氏が46.06%、常務取締役である佐々木茂喜氏が8.97%、取締役である黒田富久子氏が8.97%、エリッツホールディングスグループ従業員持株会が7.54%、龍池法子氏が6.50%、平山浩氏が5.40%、龍池亮氏が3.25%、龍池美沙氏が3.25%、株式会社ハウズが2.99%、東寛昭氏が0.89%となっております。

またストックオプション制度を採用しておりません。

【沿革】

2012年3月       グループ全社の事務管理業務を集中的に行うため、株式会社エリッツホールディングスを設立し管理部門を株式会社エリッツより移管
賃貸物件の管理をオーナー様より請負うため、株式会社エリッツ建物管理を設立し建物管理業を株式会社エリッツより移管
2012年10月株式会社エリッツホールディングスを親会社として、株式会社エリッツ、株式会社エリッツ建物管理、株式会社エリッツ不動産販売、株式会社弁慶ひっこしサービスをそれぞれ100%子会社とするエリッツグループに組織再編
2013年8月株式会社弁慶ひっこしサービスの100%子会社として、株式会社京都賃貸住宅ライフサービスを設立
し、賃貸仲介事業を株式会社エリッツとの2ブランドとして展開開始
2016年9月分譲マンション管理業務を株式会社エリッツホールディングスより株式会社ARC建物管理に移管
2017年2月マレーシア・クアラルンプールに「ELITZ INTERNATIONAL MALAYSIA SDN. BHD.」(エリッツインターナショナルマレーシア)を設立し、海外での賃貸マンション仲介事業等を開始
2018年11月株式会社エリッツが株式会社京都賃貸住宅ライフサービスを吸収合併し、2ブランド展開していた賃貸仲介事業を『エリッツ』ブランドに集約し再構築
2020年10月不動産業にかかる顧客管理システム「バストレージ」の開発及び販売、「AI VASTシステム」の代理店販売及びコールセンターの運営を目的に株式会社VASTを設立
2023年3月組織運営の効率化のため、株式会社弁慶ひっこしサービスを株式会社エリッツに、株式会社ネクシヴを株式会社エリッツ建物管理に、それぞれ吸収合併

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