IPOコラム

株式会社 Globee(グロービー) IPO(新規上場)承認

株式会社 Globee(グロービー)のグロース市場への上場が、2023年5月11日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社 Globee(グロービー)
【代表取締役社長】        幾嶋研三郎
【社員数】32人(単体)
【事業内容】英語学習アプリ「abceed」、教育機関向け学習プラットフォーム「abceed for school」、英語スクール「ABCEED ENGLISH」の開発·運営  
【HP】https://www.globee.io/
【上場承認日】2023年5月11日
【上場予定日】2023年6月14日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年5月期(単体)
 売上高709,387千円
 経常利益62,355千円
【主幹事証券】大和証券株式会社
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
株式会社 Globee(グロービー)は、AI学習プラットフォームの企画・開発・運営を行っています。主に、英語学習におけるAI学習プラットフォーム「abceed」を提供しており、単語学習や問題演習、シャドーイング、ディクテーション、辞書などの学習機能を備えています。さらに、700タイトル以上の幅広いジャンルの学習教材を備えた「教材」のプラットフォームやオンライン模試などの機能も提供しています。
「abceed」の一般ユーザー向けに月額有料プランの半額キャンペーンを実施したことで、有料会員数が前年度末時点の3.2万人から5.7万人に増加しました。さらに、法人向けにも導入が進んでおり、企業や学校など203件にサービスを導入した結果、2022年5月期は売上高が709百万円(前期は411百万円)、経常利益が62百万円(前期は24百万円の経常損失)、当期純利益が54百万円(前期は25百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である幾嶋研三郎氏が79.48%、NVCC8号投資事業有限責任組合が8.86%、取締役CTOである上赤一馬氏が7.95%、取締役の佐藤崇弘氏が取締役として就任している株式会社としすみが1.91%、株式会社SEKAISHAが0.48%、取締役CFOである指田恭平氏が0.78%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去4回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2014年6月株式会社Globeeを東京都渋谷区にて設立
2020年5月株式会社三省堂と学校市場の展開に関する業務提携
2021年4月学校現場で教科書に対応した「教科書プラン」をリリース
2021年6月AI英語スクール「ABCEED ENGLISH」を開始し、「TOEIC®対策コース」をリリース
2022年1月IBCパブリッシング刊行の「ラダーシリーズ」に対応し、「多読コース」をリリース
2022年4月教科書に対応した公立学校向けの「Essential プラン」をリリース
2023年3月「abceed」にて「映画・ドラマ機能」をリリース

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