新規上場(IPO)の
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IPOコラム
ノイルイミューン・バイオテック株式会社 IPO(新規上場)承認取消
ノイルイミューン・バイオテック株式会社のグロース市場への上場が2023年2月22日に承認され、2023年3月29日に上場を予定しておりましたが、2023年3月20日に新規株式公開(IPO)を延期すると発表しました。
グローバルにおいて金融機関の破綻等の混乱が続く中、株式市場の動向など諸般の事情を総合的に勘案し、上場手続きの延期を判断したとしています。
【会社名】 | ノイルイミューン・バイオテック株式会社 | |
【代表取締役】 | 玉田耕治 | |
【社員数】 | 14人(単体) | |
【事業内容】 | CAR-T細胞療法を主とした新規がん免疫療法の開発 | |
【HP】 | https://www.noile-immune.com/ | |
【上場承認日】 | 2023年2月22日 | |
【上場承認取消日】 | 2023年3月20日 | |
【上場市場】 | グロース市場 | |
【業績】 | 2021年12月期(単体) | |
事業収益 | 100,732千円 | |
経常利益 | △792,615千円 | |
【主幹事証券】 | SMBC日興証券株式会社 | |
【監査法人】 | 有限責任監査法人トーマツ |
【特徴】
独自技術であるPRIME(Proliferation-inducing and migration-enhancing)技術を用いた、固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主たる事業領域として事業を展開しております。
直前期である2021年12月期は事業収益は100,732千円(前事業年度は97,277千円)を計上したもののPRIME技術を用いた研究開発活動の拡大のための研究人員の採用や各種試験の実施など外部委託の活用によ る研究開発費の計上、経営管理の充実のための人員採用や知的財産権保護のためのを特許取得費用などその他の販売費及び一般管理費の計上により事業費用が事業収益を上回り、営業損失は767,511千円(前事業年度は604,477千円の営業損失)となりました。
また、経常損失は792,615千円(前事業年度は604,610千円の経常損失)、当期純損失は795,035千円(前事業年度は636,649千円の当期純損失)となりました。
【株主構成】
株主構成としては、株式会社鶴亀が23.27%、武田薬品工業株式会社が19.14%、代表取締役社長である玉田耕治氏が9.88%、石﨑秀信氏が5.73%となっております。
また、ストックオプション制度を採用しており、計12回の新株予約権を発行しております。
【沿革】
2015年4月 | 山口大学発のベンチャー企業として設立 | |
2015年9月 | 山口大学とCAR-T細胞療法に関する共同研究契約を締結 国立がん研究センターとCAR-T細胞療法に関する共同研究契約を締結 | |
2017年8月 | 武田薬品工業株式会社と共同研究開発に関する提携 | |
2019年8月 | Adaptimmune Therapeutics plcと共同開発に関する契約を締結 | |
2019年11月 | Autolus Therapeutics plcとライセンス契約を締結 | |
2022年8月 | 中外製薬株式会社とPRIME技術に関するライセンス契約を締結 |
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