IPOコラム

株式会社IACEトラベル(アイエーシーイートラベル) IPO(新規上場)承認

株式会社IACEトラベル(アイエーシーイートラベル)のスタンダード市場への上場が、2025年2月28日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社IACEトラベル(アイエーシーイートラベル)
【代表取締役社長執行役員】 西澤重治
【社員数】149人(連結)
【事業内容】クラウド出張手配システム「Smart BTM」の運営及び出張マジメントサービスの提供を
中心とする旅行事業
【HP】https://www.iace.co.jp/
【上場承認日】2025年2月28日
【上場日】2025年4月7日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2024年3月期(連結)
 売上高2,421,284千円
 経常利益428,270千円
【主幹事証券】東海東京証券株式会社
【監査法人】PwC Japan有限責任監査法人

【特徴】
主に法人顧客を対象として、海外・国内の出張に関する航空券や宿泊の手配、出入国情報の提供、査証代行申請、精算代行など、包括的なマネジメントサービスを提供しています。近年では、クラウド出張手配システム「Smart BTM」を開発し、オンライン予約を軸とした顧客企業の業務出張全体の最適化を図るサービスも展開しています。法人顧客向け以外にも、個人顧客向けのパッケージツアーの企画・販売、官公庁や在日米軍向けの旅行サービスも提供しております。

BTMサービスにおいては、クラウド出張予約システム「Smart BTM」を中心に新規契約企業数が順調に推移し、利用企業数及び予約件数も大きく増加しており、査証手配を中心とした付帯手配の受注も好調に推移しております。また、官庁・公務サービスにおいては、国内出張受注が安定して推移すると共に、海外渡航の団体受注も好調に推移しました。

以上の結果、直前期である2024年3月期の売上高は2,421,284千円(前年同期比46.4%増)、営業利益は425,427千円(前年同期比245.2%増)、経常利益は428,270千円(前年同期比140.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は344,901千円(前年同期比55.8%増)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長執行役員である西澤重治氏が32.37%、取締役である灰田俊也氏が14.98%、IACEトラベル従業員持株会が12.50%、取締役である横田卓也氏が4.79%、監査役である浅生田和人氏が3.75%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去1回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

1982年2月旅行代理店業を目的として株式会社IACEトラベルを設立
1995年8月国際航空運送協会(IATA)の公認代理店に認可。パッケージツアーの取扱開始
1998年10月米軍基地でのサービス展開の初店舗として、神奈川県横須賀市泊町に米軍横須賀基地支店を開設
2000年1月カナダでの事業展開のためIACE Travel,Incを設立
2009年4月官庁でのサービス展開の初店舗として、東京都千代田区に財務省内支店を開設
2013年8月個人顧客向けのツアー販売から、法人顧客向けのBTM(ビジネストラベル・マネジメント)へと主力サービスを移行
2017年7月法人向け24時間アシスタントサービスの運用開始
2021年10月法人向け海外・国内クラウド出張手配システム「Smart BTM」をリリース
2022年12月法人向けクラウド出張管理システム「Travel Manager」をリリース

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