IPOコラム

GVA TECH(ジーヴァテック)株式会社 IPO(新規上場)承認

GVA TECH(ジーヴァテック)株式会社のグロース市場への上場が、2024年11月21日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  GVA TECH(ジーヴァテック)株式会社
【代表取締役社長】 山本俊
【社員数】50人(単体)
【事業内容】リーガルテックサービスの開発・提供
【HP】https://gvatech.co.jp/
【上場承認日】2024年11月21日
【上場日】2024年12月26日
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年12月期(単体)
 売上高782,243千円
 経常損失(△)△430,188千円
【主幹事証券】みずほ証券株式会社
【監査法人】みおぎ監査法人

【特徴】
リーガルテック事業として、主に法務部門や法律事務所向けに法務業務のDXを推進する「LegalTech SaaS事業」及び社内に法務機能が無いようなスタートアップ企業や中小企業でも簡単に登記手続きが行える「登記事業」の2つのサービス群を主要なサービス群として提供しております。具体的なサービスとしては、LegalTech SaaS事業として、全社を支える法務OS「OLGA」を、SaaS型のクラウドサービスとして自社開発し提供しております。登記事業としては、商業登記における変更申請の書類を簡単に作成することができる「GVA法人登記」、法人の履歴事項全部証明書等を簡単に請求できる「GVA登記簿取得」を提供しております。

新規顧客獲得のための宣伝広告費を増やしており、OLGAのAI法務アシスタントおよび法務データ基盤のリリースに伴う新規顧客が増加しております。その結果、直前期である2023年12月期の売上高は728,243千円(前年同期は418,620千円)、営業損失(△)は△416,007千円(前年同期は△291,736千円)、経常損失(△)は△430,188千円(前年同期は△296,894千円)、当期純損失(△)は△431,536千円(前年同期は△297,141千円)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役である山本俊氏が23.90%、DBJキャピタル投資事業有限責任組合無限責任組合員DBJキャピタル株式会社が13.12%、SALESFORCE VENTURES LLC. が5.89%、株式会社シグマクシス・インベストメントが4.43%、INNOVATION HAYATE V Capital 投資事業有限責任組合が3.32%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去9回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2017年1月GVA TECH(ジーヴァテック)株式会社を設立
2018年4月AIによる秘密保持契約書チェックサービス「AI-CON」をリリース
2019年1月商業・会社変更登記申請オンライン支援サービス「AI-CON登記」をリリース
2019年2月AI契約審査クラウド「AI-CON Pro」をリリース
2020年2月「AI-CON」を「GVA NDAチェック」に名称変更
2021年11月「AI-CON登記」を「GVA法人登記」に名称変更
2021年11月「AI-CON Pro」を「GVA assist」に名称変更
2021年11月法人の登記簿謄本取得サービス「GVA登記簿取得」をリリース
2023年1月法務データ基盤システム「GVA manage」をリリース
2024年3月生成AI契約管理システム「GVA契約書管理」をリリース
2024年11月「OLGA」をリリースし、「GVA manage」、「GVA assist」、「GVA 契約書管理」を「OLGA」に統合

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