IPOコラム

株式会社リスキル IPO(新規上場)承認

株式会社リスキルのグロース市場への上場が、2024年11月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社リスキル
【代表取締役社長】 松田航
【社員数】49人(単体)
【事業内容】人材育成事業
【HP】https://corp.reskill.jp/
【上場承認日】2024年11月14日
【上場予定日】2024年12月17日
【上場市場】グロース市場
【業績】2024年3月期(単体)
 売上高1,483,824千円
 経常利益404,081千円
【主幹事証券】株式会社SBI証券
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
社会人教育事業を展開しており、日本国内で研修サービスを提供しております。研修サービスは「biz研修」と「tech研修」の2種類で構成されており、提供方法としては「一社研修」、「公開講座」、「動画講座」の3つの形式があります。研修サービスとしては、「従業員のスキルアップ」に関する内容や「リーダーシップ開発」、「コンプライアンスや法令遵守」に関する内容などを提供しています。

新規顧客からの問い合わせ及び継続顧客からのリピート売上高が増加しており、また、研修コンテンツの新規開発によって提供するコンテンツ数も拡大しています。さらに、将来的な事業拡大や研修サービスの受注増加に備えて、人員増加や組織整備等の営業体制強化を実施しております。

以上の結果、直前期である2024年3月期の売上高は1,483,824千円、営業利益は402,407千円、経常利益は404,081千円、当期純利益は285,127千円となりました。

株式会社リスキルは2022年5月2日設立であり、第1期事業年度が10ヶ月30日の変則決算となっているため、前年同期との比較は記載しておりません。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である松田航氏が100%となっております。

なお、ストックオプション制度を採用しておりおりません。

【沿革】

1986年1月代表取締役社長松田航の父である松田直之が日本ライセンスバンクを創業
1986年4月日本ライセンスバンクが、個人向け社会人教育事業を開始
1987年11月株式会社日本ライセンスバンク設立
2000年1月株式会社日本ライセンスバンクの子会社として有限会社デジタルプラネット設立
2001年4月株式会社日本ライセンスバンクが、ITスクール リナックスアカデミー事業(tech研修の前身)を開始(注1)
2006年10月株式会社日本ライセンスバンクが、子会社である有限会社デジタルプラネットへリナックスアカデミー事業を移管
有限会社デジタルプラネットは株式会社リナックスアカデミーに商号変更
2012年4月株式会社リナックスアカデミーが、企業向け社会人教育事業としてtech研修を開始
2013年4月株式会社リナックスアカデミーが、株式会社リカレントに商号変更
2015年7月株式会社リカレントの代表取締役社長に松田航が就任
2019年5月株式会社リカレントが、企業向け社会人教育事業としてbiz研修を開始(注2)
2022年5月株式会社リカレントが、法人事業部を分社化し、株式会社リスキルを設立(注3)

(注1)tech研修とは、IT未経験者向けのエンジニア・DX研修のことを指します。
(注2)biz研修とは、ビジネススキル全般に関する研修のことを指します。
(注3)株式会社リカレントにおける法人事業部とは、企業向け社会人教育事業であるtech研修とbiz研修を指します。

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