IPOコラム

フクヤ建設株式会社 TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表

高知県に本社を置くフクヤ建設株式会社のTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場が、2024年11月5日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  フクヤ建設株式会社
【代表取締役社長】 福家淳也
【社員数】64人(連結)
【事業内容】注文住宅の設計・建築・販売、民間公共施設の建設、中古不動産のリノベーション、不動産事業等
【HP】https://fukuya-h.co.jp/
【上場公表日】2024年11月5日
【上場日】2024年11月26日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2023年8月期(連結)
 売上高2,455,119千円
 経常利益30,811千円
【J-Adviser】株式会社日本M&Aセンター
【監査法人】新月有限責任監査法人

【特徴】
連結子会社2社(株式会社成商、株式会社ライフ・カラーズ)との計3社で構成されており、主に建築工事事業、建材卸売事業、不動産事業、飲食事業を展開しております。

建築工事事業では、高知県、香川県を中心に、注文住宅や規格住宅の企画、設計・施工、リノベーション工事、メンテナンス工事、公共・民間の商業系施設の施工、足場工事などを行っております。建材卸売事業では、ガルバリウム鋼板を主体とした薄板メッキ鋼板等の建築建材を自社工場内で加工して、屋根材や外壁材の製造・販売を行っています。また塩ビ製・鋼板製の雨樋等の建築金物の取扱いも行っており、県下建築板金店をはじめ、建築工事店、金物店等へ各種建材を販売しております。不動産事業では、土地の分譲販売、中古住宅の買取再販、建売住宅の販売、不動産売買仲介等を行っています。飲食事業では、カフェ等飲食店の運営を行っており、フクヤ建設株式会社が提供するサービスへの関心を高めるとともに、気軽な住まいの相談や問い合わせの場としての活用も図っています。

商圏エリアの拡大に努めており、地場建設工事業者との共同企業体制度によって公共工事の入札にも積極的に参加しております。以上の結果、直前期である2023年8月期の売上高は2,455,119千円(前年同期は1,859,671千円)、営業損失(△)は△964千円(前年同期の営業利益は64,365千円)、経常利益30,811千円(前年同期は81,472千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,207千円(前年同期は46,788千円)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長の資産管理会社であるエフホールディングス株式会社が95%、代表取締役の二親等内の親族である福家智子氏が5%となっております。

なお、ストックオプション制度は採用しておりません。

【沿革】

1971年4月建築工事を生業とする個人事業主として創業
1985年9月建築工事事業、建築設計及び監理を目的とし有限会社福家ハウジングを設立
1988年1月特定建設業許可を取得、公共工事事業に参入
2001年12月有限会社福家ハウジングからフクヤ建設株式会社に組織変更
2008年5月リノベーション工事を目的として、株式会社ライフ・カラーズ設立
2014年8月不動産事業を目的として、宅地建物取引業者免許を取得
2018年4月飲食事業、簡易宿所事業を目的として、株式会社オンユアマーク設立
2021年12月建材卸売事業を運営する株式会社成商の全株式を取得し完全子会社化
2022年7月一級建築士事務所 BATON DESIGN WORKS 高松OFFICE オープン
2022年8月株式会社ライフ・カラーズを存続会社として、株式会社オンユアマークを吸収合併
2023年2月株式会社ライフ・カラーズの全株式を取得し完全子会社
2023年5月飲食事業を目的として、営業許可証を取得
2023年8月本社屋内にCafé FLAG開店

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