IPOコラム

ハンワホームズ株式会社 TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表

大阪府に本社を置くハンワホームズ株式会社のTOKYO PRO Marketへの上場が、2024年10月23日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  ハンワホームズ株式会社
【代表取締役社長】 鶴厚志
【社員数】54人(単体)
【事業内容】建設業及び ECを中心とした小売・卸売業等
【HP】https://www.hanwa-ex.com/
【上場公表日】2024年10月23日
【上場日】2024年11月14日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2023年2月期(単体)
 売上高1,626,150千円
 経常損失(△)△73,624千円
【J-Adviser】フィリップ証券株式会社
【監査法人】新月有限責任監査法人

【特徴】
戸建住宅、集合住宅、商業施設等における屋外空間の創造を主たる事業としております。また、ECサイトにて屋外家具などを中心に外で暮らす空間を演出する商品を国内外から仕入、販売しております。そのため、屋外工事を主とする空間創造事業及び、屋外家具、ガーデン雑貨などのeコマース・卸売りを主としたDEPOS事業の2事業を行っております。

空間創造事業では提携ハウスメーカーからの前期末受注減の影響を受け売上減少した一方、SNSマーケティングやホームページへのアクセス対策、リフォーム相談会などを積極的に行うことで、エンドユーザーの獲得に注力すると共に、新規法人取引先の獲得、提携ハウスメーカーの受注回復もあり、受注増加傾向にあります。

DEPOS事業においても、依然として続く円安や物価上昇による消費者心理の悪化が懸念される厳しい状況が続いていますが、以前より取り組んでいる配送コストの見直し、仕入計画の最適化に取り組むことで販管費の抑制、在庫の最適化を図っています。また、法人顧客に対して商品販売のみではなく、屋外空間の設計施工まで含め、一気通貫で完結できる強みを生かした提案を積極的に行ったことで、大型案件の受注が増加しております。

以上の結果、直前期である2024年2月期の売上高は1,626,150千円(前年同期の売上高は1,907,191千円)、営業損失(△)は△97,245千円(前年同期の営業損失(△)は△3,991千円)、経常損失(△)は△73,624千円(前年同期の経常利益は16,456千円)、当期純損失(△)は△49,734千円(前年同期の当期純利益は3,641千円)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である鶴厚志氏が67.0%、専務取締役かつ代表取締役社長の二親等内の血族である鶴結介氏が33.0%となっております。

なお、ストックオプション制度は採用しておりません。

【沿革】

1994年7月大阪府阪南市に、住宅外構の設計施工を目的とした株式会社ハンワを設立     
1997年6月社名を現在のハンワホームズ株式会社に変更
2006年8月e-コマース事業を設立
2014年12月二級建築士事務所登録(大阪府知事登録(ろ)第9055号)
2020年10月産業廃棄物収集運搬業許可取得(第02700217339号)
2021年10月特定建設業に変更(大阪府知事許可(特-3)第137986号)
2022年9月プライバシーマークを取得(登録番号20002797)

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