IPOコラム

株式会社日水コン IPO(新規上場)承認

株式会社日水コンのスタンダード市場への上場が、2024年9月9日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社日水コン
【代表取締役社長】 間山 一典
【社員数】710人(連結)
【事業内容】上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティング
【HP】https://www.nissuicon.co.jp/
【上場承認日】2024年9月9日
【上場予定日】2024年10月16日から10月22日のいずれかの日(上場日の4営業日前までに決定予定)
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2023年12月期(連結)
 売上高21,884,075千円
 経常利益1,639,524千円
【主幹事証券】野村証券株式会社
【監査法人】PwC Japan 有限責任監査法人

【特徴】
上下水道等のライフライン、河川・砂防等の防災関連等の「社会インフラ」の整備において、主に官公庁などの公的機関から発注を受け、調査・設計等に関わる技術的なコンサルティングを行っております。

国内業務において官民連携事業を推進するPPP関連業務やインフラ施設再構築関連業務、国土強靭化に関連した災害対策業務に取組むとともに、海外業務ではアジア・アフリカ諸国における水インフラ整備プロジェクトを推進しております。

その結果、直前期である2023年12月期の売上高は、21,884,075千円(前年同期比5.4%増)、営業利益は1,867,872千円(前年同期比2.5%増)、経常利益は1,639,524千円(前年同期比14.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,103,308千円(前年同期比2.3%増)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、野村キャピタル・パートナーズ第一号投資事業有限責任組合が49.65% 、株式会社クボタが19.51%、一般財団法人水・地域イノベーション財団が14.98%、伊藤忠商事株式会社が8.23%、四戸泉氏が2.47%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去1回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

1959年5月水道専門のコンサルタントとして株式会社日本水道コンサルタント設立
1972年2月高度経済成長における水質汚濁問題等への取組みを目的として中央研究所を発足
1983年12月業務分野を拡大すべく、通称であった株式会社日水コンに社名変更
2005年12月株式会社アクアサービスあいちに出資
2011年9月100%子会社として株式会社NSCテック設立
2011年9月クラウド型上下水道管路台帳サービス「Blitz GIS」運用開始
2012年9月子会社として株式会社イオ(現連結子会社)設立
2013年1月PT.DACREA Design And Engineering Consultants(在インドネシア国)を子会社化(現連結子会社)
2013年7月砂防エンジニアリング株式会社を子会社化(現連結子会社)
2021年1月瀾寧管道(上海)有限公司(在中国)を関連会社化(現持分法適用関連会社)
2021年5月宮城県上工下水一体官民連携運営事業の運営権者である株式会社みずむすびみやぎマネジメントと
維持管理業者である株式会社みずむすびサービスみやぎへそれぞれ出資
2021年4月日揮グローバル株式会社と海外における水インフラ分野に関する業務提携契約締結
2023年11月持分法適用関連会社として株式会社ONE・AQITA設立

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