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IPOコラム
株式会社プライムゲート TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表
山口県に本社を置く株式会社プライムゲートのTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場が、2024年8月16日に公表されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | 株式会社プライムゲート | |
【代表取締役社長】 | 梅田芳直 | |
【社員数】 | 27人(単体) | |
【事業内容】 | LSI(ASIC/FPGA)の受託開発設計 | |
【HP】 | http://www.prime-gate.com/ | |
【上場公表日】 | 2024年8月16日 | |
【上場予定日】 | 2024年9月20日 | |
【上場市場】 | TOKYO PRO Market | |
【業績】 | 2023年9月期(単体) | |
売上高 | 284,632千円 | |
経常利益 | 47,109千円 | |
【J-Adviser】 | フィリップ証券株式会社 | |
【監査法人】 | 監査法人コスモス |
【特徴】
LSI(注1)/FPGA(注2) 回路設計の受託開発の単一セグメントとして事業を展開しています。LSI受託開発の委託元は電気メーカー、精密機械メーカー、車載機器メーカー、産業機械メーカーなどからなり、受託開発した委託元が最終製品に株式会社プライムゲート設計の LSI を搭載して最終製品として販売します。受託開発事業の最終製品としては、業務用・民生用カメラ画像処理やリニア搬送システム等多岐にわたります。
リピート顧客の顧客満足度調査、継続的な品質マネジメントシステムの見直し、展示会戦略による新規顧客開拓および円安で好調な輸出型企業との取引増強交渉を行っております。その結果として顧客リピート率、新規顧客開拓率を例年並みに維持しました。この中で、一部顧客については中国向け PJ の開発費抑制による売上減少、円安基調による引合増加および前期では突発的売上増加による外注利用によって利益率低下が発生した事象が改善されております。
これらの結果、直前期である2023年9月期の売上高は284,632千円(前年同期比18.0%減)、営業利益は49,446千円(前年同期比950.6%増)、経常利益は47,109千円(前年同期比1,562.2%増)、当期純利益は41,963千円(前年同期比1,946.0%増)となりました。
(注1)LSIとは、Large Scale Integrated Circuitの略語で大規模集積回路のこと。
(注2)FPGAとは、Field-Programmable Gate Arrayの略語で商品メーカー等の半導体ユーザーの現場で商品開発時、出荷時および出荷後の不具合発生時にPC等から電気信号で書き換え可能な論理回路の多数配列の集積回路のこと。
【株主構成】
株主構成としては、代表取締役社長である梅田芳直氏が71.85%、取締役である柴田貴康氏が6.52%、山口キャピタル株式会社が4.49%、梅田久江氏が3.93%、プライムゲート従業員持株会が2.81%となっております。
ストックオプション制度は採用しておりません。
【沿革】
1995年10月 | 有限会社プライムゲートを設立 | |
1995年10月 | LSI受託開発事業とソフトウェア受託開発事業を開始 | |
1998年1月 | 山口LSIセンター開設 | |
1998年11月 | 株式会社プライムゲートに組織名変更 | |
1999年1月 | 東京LSIセンター開設 | |
2002年12月 | ソフトウェアおよびIP(Intellectual Property Core:LSIを構成する部分的回路)輸入販売開始 | |
2005年8月 | 大阪LSIセンター開設 |
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