IPOコラム

株式会社オプロ IPO(新規上場)承認

株式会社オプロのグロース市場への上場が、2024年7月18日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社オプロ
【代表取締役社長】 里見一典
【社員数】88人(単体)
【事業内容】帳票に関するデータオプティマイズソリューション、サブスクリプションビジネスの販売管理に関する
セールスマネジメントソリューションで構成されるクラウドサービス事業   
【HP】https://www.opro.net/
【上場承認日】2024年7月18日
【上場予定日】2024年8月21日
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年11月期(単体)
 売上高1,618,158千円
 経常利益109,954千円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
データオプティマイズソリューション及びセールスマネジメントソリューションの提供を通して、生産性の向上や、新しい価値やビジネスの創出に取り組んでいます。データオプティマイズソリューションとは、企業が持つ取引情報や人事情報などの帳票データ、行政・公共機関、組織が持つ様々な情報を処理・整理するソリューションのことを指します。セールスマネジメントソリューションとは、経営や事業のゴールに対して、達成のための様々な情報を一元管理し、業務プロセスを支えるソリューションのことです。

既存顧客へのサービスが大幅に増加するとともに、営業を強化したことで新規顧客が増加しております。一方で、人員増による人件費の増加及びオフィスの増床移転などによりコストが高まった結果、直前期である2023年11月期の売上高は1,618,158千円(前年同期比25.4%増)、営業利益は111,191千円(前年同期比16.0%減)、経常利益は109,954千円(前年同期比17.0%減)、当期純利益は95,834千円(前年同期比4.1%減)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である里見一典氏が58.01%、オプロ従業員持株会が10.81%、朏仁雄氏の資産管理会社である株式会社たいかもが8.97%、取締役である安川貴英氏が7.20%、元取締役である朏仁雄氏が2.80%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去5回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

1993年6月有限会社里見企画事務所を設立
1997年4月株式会社エスピーオー(現株式会社オプロ)を設立し、有限会社里見企画事務所を吸収合併
1998年12月日本オプロ株式会社に社名変更
2003年2月オンプレミス製品の帳票ソフトウエア「OPRO X Server」の提供開始
2007年10月帳票クラウドサービス「oproarts」提供開始
2016年5月販売管理クラウドサービス「soarize」提供開始
2016年8月オフライン対応モバイル入力アプリ 「AppsME」 提供開始
2019年2月社名を日本オプロ株式会社から株式会社オプロに変更
2019年6月soarizeの後継サービスとなるサブスクリプション販売管理クラウドサービス「ソアスク」提供開始
2020年8月クラウド電子申請総合支援サービス「カミレス」提供開始
2022年5月oproartsの後継サービスとなる次世代型クラウド帳票サービス「帳票DX」提供開始
2022年6月AppsMEの後継サービスとなる「帳票DXモバイルエントリー」提供開始
2023年4月モノのサブスクリプション販売管理クラウドサービス「モノスク」提供開始

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