IPOコラム

株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)IPO(新規上場)承認

株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)のスタンダード市場への上場が、2024年6月27日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)
【代表取締役】 稲次正樹
【社員数】91人(連結)
【事業内容】デジタルマーケティング自動化ツール「ミエルカ SEO」等 SaaS 提供、フリーランス人材等を活用した
マーケティング支援  
【HP】https://www.fabercompany.co.jp/
【上場承認日】2024年6月27日
【上場予定日】2024年7月31日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2023年9月期(連結)
 売上高2,183,583千円
 経常利益309,546千円
【主幹事証券】株式会社SBI証券
【監査法人】太陽有限責任監査法人

【特徴】
連結子会社1社の計2社から構成されており、デジタルマーケティングを通じた企業の目標達成、事業成長、ビジネス変革の支援を目的として、「ミエルカSEO」等、デジタルマーケティングの生産性を向上させる自動化ツール群、及びデジタルマーケティングに関する多様で複雑な課題を解決するリソース群(人材・教育・コンサルティング)の提供を行っております。具体的なサービスとしては、デジタルマーケティングの生産性を向上させる自動化ツールとして、企業のWebサイトへの流入最大化を支援する「ミエルカSEO」、UI/UX改善によるコンバージョンの最大化を支援する「ミエルカヒートマップ」、Googleマップ等を用いた店舗集客を最大化する「ローカルミエルカ」、即戦力となるフリーランス又は副業のデジタルマーケティング人材を企業に提供する「ミエルカコネクト」、特に高い専門性が求められる課題に対する支援を行うソリューションサービス等を提供しております。

環境やトレンド、ニーズの変化に応じた機能面・サービス面の改善に加え、大手企業への組織的な販売活動、既存顧客に対するクロスセルに注力した結果、直前期である2023年9月期の売上高は2,183,583千円(前年同期比9.4%増)、営業利益は308,771千円(前年同期比0.7%減)、経常利益は309,546千円(前年同期比0.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は214,227千円(前年同期比3.0%増)となりました。


【株主構成】

株主構成としては、代表取締役Founderである古澤暢央氏の個人資産管理会社である株式会社さくらキャピタルが50.38%、代表取締役Founderである古澤暢央氏が36.25%、代表取締役である稲次正樹氏が5.00%、取締役である副島啓一氏が3.75%、取締役である山田明裕氏が2.00%となっております。

なお、ストックオプション制度採用しておりません。

【沿革】

2005年10月デジタルマーケティングに関するコンサルティングサービスを提供することを目的として有限会社
セルフデザインを設立
2006年4月デジタルマーケティングに関するコンサルティング事業を開始(現:ミエルカ事業)
2009年11月株式会社セルフデザイン・ホールディングスに商号変更
2014年10月株式会社Faber Companyに商号変更
2015年3月企業のWebサイトへの流入最大化を支援する「ミエルカ」をリリース(現「ミエルカSEO」)
2015年10月情報セキュリティマネジメントの国際規格であるISO/IEC27001:2013の認証を取得
2016年1月デジタルマーケティング自動化サービスの業容拡大に伴い、ベトナムの開発拠点を法人化し、Faber Vietnam
Co., Ltd.(現:連結子会社)を設立
2016年3月株式会社Faber & Technologyを吸収合併
2016年10月UI/UX改善によるコンバージョンの最大化を支援する「ミエルカヒートマップ」をリリース
2018年4月即戦力となるデジタルマーケティング人材を企業に提供する「ミエルカコネクト」をリリース
2019年10月Googleマップ等を用いた店舗集客を支援する「ローカルミエルカ」をリリース
2020年4月株式会社indigoblue(旧 株式会社Faber Next)を清算結了

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