IPOコラム

株式会社MFS(エムエフエス) IPO(新規上場)承認

株式会社MFS(エムエフエス)のグロース市場への上場が、2024年5月17日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社MFS(エムエフエス)
【代表取締役CEO】 中山田明
【社員数】49人(連結)
【事業内容】オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」の開発・提供、不動産投資の総合
プラットフォーム「INVASE」の開発・提供   
【HP】https://www.mortgagefss.jp/
【上場承認日】2024年5月17日
【上場予定日】2024年6月21日
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年6月期(連結)
 売上高1,607,947千円
 経常損失(△)△147,111千円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】EY新日本有限責任監査法人

【特徴】

連結子会社1社との計2社で構成されており、住宅ローン及び不動産投資用ローンの媒介、投資用不動産の媒介を主な事業として取り組んでいます。住宅ローンの媒介を主要業務とするウェブサービス及びスマートフォン向けアプリとして「モゲチェック」、投資用物件購入予定者に対する投資用不動産の仲介と当該投資用不動産の仲介に係る顧客獲得を目的とした各種業務を行うウェブサービス及びスマートフォン向けアプリとして「INVASE」を提供しております。

売上収益の成長路線を描きつつ、過年度からの主力事業であるモゲチェック事業及びINVASE事業の双方でシステム開発等の先行投資を続けてきた結果、直前期である2023年6月期の売上高は1,607,947千円(前年同期比90.6%増)、営業損失(△)は△139,543千円(前年同期△547,285千円)、経常損失(△)は△147,111千円(前年同期△552,070千円)、親会社株主に帰属する当期純損失(△)は△149,694千円(前年同期△555,521千円)となりました。


【株主構成】

株主構成としては、代表取締役CEOである中山田明氏が23.05%、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合が11.60%、取締役である塩澤崇が8.57%、テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合が6.62%、グロービス5号ファンド投資事業有限責任組合が6.52%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去9回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2009年7月株式会社オプティを設立
2014年7月株式会社MFSへ商号変更し、現在の事業を開始
2015年8月住宅ローン診断サービス「モゲチェック」をリリース
2018年10月不動産投資総合型オンラインサービス「モゲチェック・プラザfor不動産投資ローン」をリリース
2019年4月「モゲチェック・プラザfor不動産投資ローン」を「モゲチェック不動産投資」へ名称変更
2019年5月「モゲチェック」で借入サービスリリース
2021年6月「モゲチェック不動産投資」を「INVASE」へ名称変更
2022年2月投資用不動産顧客の集客から仲介までの一体化を目的として、コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社を
子会社化
2023年10月アプリサービス「モゲチェック」及び「INVASE Pro」をリリース

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