IPOコラム

株式会社カイテクノロジー TOKYO PRO Market新規上場申請を公表

株式会社カイテクノロジーのTOKYO PRO Marketへの上場が、2023年5月25日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】               株式会社カイテクノロジー
【代表取締役社長CEO】 勝屋嘉恭
【社員数】347人(単体)
【事業内容】システム開発(SES/人材派遣)、受託開発、パッケージソフト(栄養管理ソフト「献ダテマン」)の開発、販売 
【HP】https://chitech.co.jp
【上場公表日】2023年5月25日
【上場予定日】2023年6月30日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2022年8月期(単体)
 売上高3,622,321千円
 経常利益85,581千円
【主幹事証券】宝印刷株式会社
【監査法人】EY新日本有限責任監査法人

【特徴】
1990年3月に設立されたヴィズソフト株式会社を前身として、IT関連サービス事業の単一セグメントのもと、「システム開発サービス」「受託開発サービス」「パッケージ販売サービス」を展開しております。情報サービス業界は回復の兆しを見せ、売上高と受注ソフトウェアは前年比から増加した一方で、慢性的にエンジニアが不足しております。なお、2021年9月1日に子会社である株式会社タス、株式会社ソフトビジョン、株式会社スクエアシステムズの吸収合併を実施した結果、直前期である2022年8月期は売上高が3,622百万円(前期は163百万円)、経常利益が85百万円(前期は24百万円の経常損失)、当期純利益が334百万円(前期は18百万円の純損失)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長CEOの勝屋嘉恭氏の個人資産管理会社である株式会社リーブルが70.38%、勝屋嘉恭氏が11.31%、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合が4.62%、勝屋嘉恭氏の配偶者である勝屋奈緒子氏が3.36%、大樹生命保険株式会社が2.10%、カイテクノロジー従業員持株会が1.28%、取締役COOである星野和真氏が1.22%、取締役CFO伊地知高之氏が0.94%、取締役である藤原拓也氏が0.42%、長谷純聖氏が0.31%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去3回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

1990年3月   情報システムの開発、機器販売等を目的として大阪市北区にウィズソフト株式会社(株式会社カイテクノロジーの前身)を設立      
1995年11月アーティスト株式会社設立
2005年10月有限会社テン・バイ・テン設立
2007年2月アーティスト株式会社をMACASEL株式会社に商号変更
2007年2月有限会社テン・バイ・テンを株式会社に改組、アーティスト株式会社に商号変更
2008年12月株式会社タスの株式を取得、子会社化
2009年12月株式会社スリーウェイの株式を取得、子会社化
2012年6月株式会社ユニシステムの株式を取得、子会社
2012年11月株式会社スリーウェイ(譲渡会社)がMACASEL株式会社(譲受会社)に全事業を譲渡
2012年12月株式会社ソフトビジョンの株式を取得、子会社化
2015年10月ウィズソフト株式会社のソフトウェア開発事業を株式会社ソフトビジョンに事業譲渡

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