IPOコラム

大栄環境株式会社 IPO(新規上場)承認

大阪府に本社を置く大栄環境株式会社のプライム市場への上場が、2022年11月9日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  大栄環境株式会社
【代表取締役社長】金子 文雄
【社員数】2,043人(連結)
【事業内容】一般・産業廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化及び最終処分を中
心とする環境関連事業及び有価資源リサイクル事業  
【HP】https://www.dinsgr.co.jp/
【上場公表日】2022年11月9日
【上場予定日】2022年12月14日
【上場市場】プライム市場
【業績】2022年3月期 (連結)
 売上高64,992百万円
 経常利益13,304百万円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】仰星監査法人

【特徴】

 大阪府に本社を置く大栄環境株式会社グループは、大栄環境株式会社及び連結子会社29社、非連結子会社2社、持分法適用関連会社3社、持分法非適用関連会社7社の計41社で構成されております。

「廃棄物処理・資源循環」を中心とする「環境関連事業」を主な事業としており、「廃棄物処理・資源循環」のほか、「土壌浄化」、「エネルギー創造」、「森林保全」、「施設建設・運営管理」、「コンサルティング」、「その他」の7つの事業に区分しております。また、「その他」として、「アルミペレット」、「リサイクルプラスチックパレット」で構成される「有価資源リサイクル事業」を行っております。 

経済活動の再開により建設系廃棄物売上が増加するとともに、新型コロナウイルス感染症の治療やワクチン接種拡大による医療系廃棄物売上が堅調に推移した結果、直前期である2022年3月期は、売上高が649億92百万円(前期比5.5%増)、経常利益が133億4百万円(前期比6.0%減)、当期純利益が88億70百万円(前期比3.9%減)となっております。

【株主構成】

主要株主は、代表取締役である金子文雄氏の資産管理会社であるウイングトワ株式会社が98.28%、大栄環境従業員持株会が1.30%、金子文雄氏が0.05%、取締役副社長である井上吉一氏が0.05%、専務取締役である大田成幸氏が0.05%、常務取締役である大仲一正氏が0.01%、常勤監査役である峯森章氏が0.01%、取締役である村井一雅氏が0.01%、取締役である村上知子氏が0.01%、監査役である魚住隆太氏が0.01%、監査役である北嶋紀子(戸籍氏名 稲田紀子)氏が0.01%となっております。

また、ストックオプション制度を採用しておりません。

【沿革】

1979年10月産業廃棄物取扱業務を行うことを目的に、大阪府和泉市にて大栄環境株式会社を設立
1986年8月兵庫県西宮市でリサイクルセンターを開設し、中間処理・再資源化事業を開始
1995年12月株式会社摂津を子会社化
1995年12月株式会社摂津清運を子会社化
1996年2月三重中央開発株式会社を子会社化
1997年8月三重中央開発株式会社が健裕開発株式会社を吸収合併
2006年11月三重中央開発株式会社が株式会社GE(現 DINS関西株式会社)を子会社化
2009年3月株式会社神戸ポートリサイクルを子会社化
2011年4月バイオエタノール・ジャパン・関西株式会社(現 DINS関西株式会社)を子会社化
2013年11月近江八幡エコサービス株式会社を共同出資により設立
2016年4月株式会社近畿環境開発(現 大栄アメット株式会社)を子会社化
2017年1月株式会社ジオレ・ジャパンを子会社化
2017年3月三基開発株式会社を子会社化
2018年11月株式会社大栄環境総研を設立
2020年4月株式会社共同土木を子会社化
2020年9月DINS関西株式会社が株式会社DINS堺を吸収合併
2020年12月株式会社セーフティーアイランドを子会社化
2020年12月資源循環システムズ株式会社を共同出資により設立
2021年6月DINSみらい株式会社を共同出資により設立

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