2024年12月開設予定!Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)とは

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執筆者船井総研 IPO支援室
コラムテーマIPOの基礎知識
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2024年12月16日(火)に福岡証券取引所(以下、「福証」という。)がFukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)の開設を予定しております。


本コラムでは、J-Adviserであり、かつIPOコンサル会社でもある船井総合研究所が同市場の特徴や今後の展望について解説いたします。






https://youtu.be/rD7l1cM5kbo








1. Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)とは


 東京証券取引所(以下、「東証」という。)と同様に、福証からも『Fukuoka PRO Market上場ガイドブック』が公表されております。




https://www.fse.or.jp/stock/pdf/index/202405fpg.pdf?1




 市場名を聞いて、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)との違いが気になりますが、下記図表の通り、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)はTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)の市場制度を踏襲したものとなっております。なお、制度上はFukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)とTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)の重複上場が可能となっております。




 Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)及びTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)の、一般市場と比較した特徴的な点として、以下3点が挙げられます。




①上場審査の主体


 一般市場では、証券取引所や証券会社が上場審査を行いますが、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)ではF-Adviserが上場審査の主体となります。TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)で採用されているJ-Adviser制度と同様に、福岡証券取引所から認定されたF-Adviserが、上場審査や上場管理等の自主規制業務の一部を受託する制度となっております。




➁必要な監査期間


 一般市場へ上場するためには監査法人の監査期間が2期間必要となりますが、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)と同様、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)でも、監査期間が1期間のみで上場することができます。そのため、上場準備期間や上場準備費用などの観点で、一般市場上場を目指すよりも負担を軽減させて上場することができます。




③オーナーシップを維持させたままでの上場


 Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)及びTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)では、株式の売買がプロ投資家に限定されており、流通株式比率に関する基準が設けられていませんので、未上場のままとほぼ同等のオーナーシップを維持させて上場することができます。




 福証のQ-Boardでは『九州周辺に本店を有する企業又は九州周辺における事業実績・計画を有する企業』という条件があり、それを満たす必要がありますが、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)では、そのような要件はなく、本社所在地に関わらず上場することができます。





2. 近年の九州地方でのIPOの状況


 2021年から2024年上半期までの期間で、一般市場(スタンダード市場・グロース市場)とTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)の新規上場企業のうち、本社所在地が九州地方の都道府県である企業数の推移をまとめた図表になります。全体の新規上場企業数と比較すると割合は少ないですが、毎年一定の割合で九州地方の会社が新規上場していることがわかります。










 直近、福証Q-Boardへ上場した企業として、以下の2社をご紹介いたします。


①株式会社Geolocation Technology


 2020年12月にTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)上場後に、2021年9月に福証Q-Boardにステップアップ上場しております。



➁株式会社フロンティア


 2018年2月にTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)上場後に、2021年11月に福証Q-Boardにステップアップ上場しております。




上記2社はTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場後のステップアップになります。今後、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)を経由したステップアップ上場企業が増えていくことも期待できます。






3. まとめ


 以上、Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)の特徴や九州地方でのIPOの状況についてまとめました。2024年上半期時点でのTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)の新規上場企業数が23社であることから、今後Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)の新規上場を目指す企業が出てくることが期待できるのではないでしょうか。



Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)及びTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場を希望する会社様は、J-Adviserであり、かつIPOコンサル会社でもある船井総合研究所までお問い合わせください。




Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)に関する以下のようなセミナーを開催いたします。




https://www.funaisoken.co.jp/seminar/118445

タイトル:【新市場開設】Fukuoka PRO Market(福岡プロマーケット)の特徴とは


開催日時:10月15日(火)10:30~12:00      


     10月22日(火)10:30~12:00


形式:オンライン









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執筆者 : 船井総研 IPO支援室

中堅・中小企業のIPO支援に特化した専門家集団です。証券会社出身者等の知見を活かし、具体的な実行プランの策定から審査通過まで一貫して伴走。優先順位を明確にした支援で、確実な上場実現をサポートします。