IPO支援コラム

東京高圧山崎株式会社 新規上場承認

東京高圧山崎株式会社のTOKYO PRO Marketへの上場が、2022年3月16日に公表されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】:東京高圧山崎株式会社

【代表取締役社長】:前田 浩正

【社員数】:237人(連結)

【事業内容】:産業ガス製造・販売

【HP】:https://www.tokyo-koatsu.com/

【上場公表日】:2022年03月16日 

【上場予定日】:2022年04月19日

【上場市場】:TOKYO PRO Market

【業績】:

2021年5月期 (連結)

売上高:12,987,043千円

経常利益:187,301千円

(なお、2021年5月期は決算期変更により、2020年4月1日から2021年5月31日までの14か月間となっております。)

【監査法人】:東邦監査法人

【担当J-Adviser】:エイチ・エス証券株式会社

 

【特徴】

連結子会社(ウシオ商工株式会社、日興商事株式会社及びメーコー株式会社)、関連会社(オガワ産業株式会社北関東総合ガスセンター株式会社、川口總合ガスセンター株式会社及び東京レアガス株式会社)の計8社で構成されており、産業ガスの製造販売及び溶材機材の販売、化学品の販売並びに半導体関連の装置や消耗品の販売に取り組んでおります。

①産業ガス・溶剤機材事業

  工場用ガスと医療用ガス、溶接材料を販売。

②ファイン製品事業

  各種工業用薬品、合成樹脂製品、高純度化学品、アルミ製品等の化学品等の販売。

直前期である2021年5月期では、溶剤機材部門を立ち上げ、当部門の販売に注力、また全事業の安定的な利益確保のため事業の効率化を進めております。

その結果、2021年5月期の売上高は12,987,043千円(前年同期比105%)、経常利益は187,301千円(前年同期比74.8%)となっております。なお、2021年5月期である第49期連結会計年度から決算期を3月31日から5月31日に変更しているため、決算期変更の経過期間となる当連結会計年度は、2020年4月1日から2021年5月31日までの14か月決算となっております。

 

【株主構成】

主要株主は取締役会長の伊東 和彌氏、常務取締役の山口 美紀生氏、監査等委員長の三浦 宏之氏の前職である大陽日酸株式会社が19.03%、取締役の平ヶ倉 一夫氏が代表取締役社長を務める昭和電工株式会社が15.09%、代表取締役社長の前田 浩正氏が14.53%、日清紡ホールディングスが6.51%、東京ガスケミカル株式会社が4.90%です。

 

【沿革】

1972年6月   東京高圧株式会社を設立

2006年9月   東圧ガス機材株式会社を吸収合併

2007年1月   旭ケミテック株式会社の株式を取得し、子会社化

2011年10月 新栄商事株式会社を吸収合併

2012年10月 株式会社滝商を吸収合併

2015年2月   利稤商事株式会社を吸収合併

2015年2月   ウシオ商工株式会社の株式を取得し、子会社化

2017年9月   メーコー株式会社の株式を取得し、子会社化

2018年12月 旭ケミテック株式会社を吸収合併

2021年11月 日興商事株式会社の株式を取得し、子会社化

 

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