IPO支援コラム

株式会社ラバブルマーケティンググループ IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社ラバブルマーケティンググループ

株式会社ラバブルマーケティンググループのマザーズへの上場が、2021年11月17日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】:株式会社ラバブルマーケティンググループ

【代表取締役社長】:林雅之

【社員数】:109人(連結)

【事業内容】:

・SNSアカウント運用

・SNS運用支援ツールの開発・提供などのソーシャルメディアマーケティング事業

・マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポート、教育

【HP】:https://lmg.co.jp

【上場承認日】:2021年11月17日

【上場予定日】:2021年12月21日

【上場市場】:マザーズ

【業績】:

2021年3月期 (連結)

売上高:963,636千円

経常利益:△24,503千円

【主幹事証券】:株式会社SBI証券

【監査法人】:三優監査法人

 

【特徴】

 2014年7月に株式会社コムニコの完全親会社として設立され、連結子会社3社(株式会社コムニコ、株式会社24-7、一般社団法人SNSエキスパート協会)との計4社で構成され、以下2つのマーケティング事業を展開しております。

①SNSマーケティング事業

 累計365社のクライアント企業に対して、SNSアカウントの運用支援サービスを提供し、運用サポートから分析・効果検証までをワンストップでサービスを提供。

②マーケティングオートメーション事業

 顧客管理、営業支援といったマーケティングオートメーションツールを駆使して、累計1000社以上のクライアントに対して、クラウドサービスの導入コンサルを提供。

 

 直前期である2021年3月期は、既存クライアントからの受注額の減少と新規顧客開拓の停滞などの新型コロナウイルスの影響を受けた結果、売上高は963,636千円(前期比20.5%減)、営業損失35,641千円(前連結会計年度は117,980千円の利益)、経常損失24,503千円(前連結会計年度は139,633千円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失33,248千円(前連結会計年度は82,916千円の利益)となっております。

 

【株主構成】

 株主の状況としては、代表取締役林雅之氏の個人資産管理会社である合同会社みやびマネージメントが36.17%、その他の関係会社である株式会社日比谷コンピュータシステムが26.10%、代表取締役社長である林雅之氏が7.52%、事業統括執行役員である長谷川直紀氏が4.27%となっております。

 株式会社ラバブルマーケティンググループは株式会社日比谷コンピュータシステムの持分法適用関連会社に該当しており、同社の親会社の株式会社HCSホールディングスは2021年6月に上場しております。

 同社はストックオプション制度を採用しており、取締役3名、監査役1名、子会社取締役6名、子会社理事1名、外部支援者1名、従業員3名、子会社従業員3名に新株予約権を発行しております。

 

【沿革】

2008年11月  株式会社コムニコ(資本金5,500千円)を設立

        第三者割当により資本金11,750千円に増資

2011年10月  ニフティ株式会社が株式会社コムニコの株式を取得し、連結子会社化

2012年8月 株式会社マーケティングエンジンを設立

2014年7月 株式会社エル・エム・ジーを設立し、株式会社コムニコを完全子会社化

2014年8月    第三者割当増資により、株式会社日比谷コンピュータシステムの持分法適用会社化

2014年9月 株式会社ポストモアの株式を完全取得し、完全子会社化

2015年2月    株式会社24-7の株式を取得し、連結子会社化

2016年11月  一般社団法人SNSエキスパート協会を設立

2017年3月    株式会社パンセの株式を取得し、持分法適用関連会社化

2018年3月    株式会社24-7の株式を完全子会社化

                     第三者割当により資本金136,760千円に増資

                     株式会社アゲハの株式を完全子会社化

2018年5月    株式会社パンセの増資による当社持株比率の低下により持分法適用関連会社から除外

2019年5月    株式会社コムニコが株式会社アゲハを吸収合併

2021年3月    株式会社ハウズワークを吸収合併