IPO支援コラム

株式会社網屋 IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社網屋

株式会社網屋のマザーズへの上場が、2021年11月18日に承認されましたので、概要などをまとめました。

 

【会社名】:株式会社網屋

【代表取締役会長】:伊藤整一

【代表取締役社長】:石田晃太

【社員数】:111人(単体)

【事業内容】:

・データセキュリティ事業

・ネットワークセキュリティ事業

【HP】:https://www.amiya.co.jp/

【上場承認日】:2021年11月18日

【上場予定日】:2021年12月22日

【上場市場】:マザーズ

【業績】:

2020年12月期 (単体)

売上高:2,314,581千円

経常利益:185,808千円

【主幹事証券】:岡三証券株式会社

【監査法人】:仰星監査法人

 

【特徴】

 代表取締役会長かつ創業者である伊藤整一氏によって設立され、自社開発の製品とサービスを提供するテクノロジーメーカーです。強みとしては、自社開発のソフトウェアによる高い利益率を維持している点とリカーリングモデルによる安定的な収益構造を実現している。事業内容としては、以下2つの構成されています。

①データセキュリティ事業

ログ管理ソフトウエア製品の開発・販売・製品の保守サービス、および情報セキュリティマネジメントシステムの構築、監査、運用支援サービスの提供。

②ネットワークセキュリティ事業

 ネットワークセキュリティシステムのコンサルティングやその設計・構築・運用代行サービスやクラウドネットワークサービスの開発・販売。

 

 直前期である2020年12月期は、新型コロナウイルスの影響によりテレワークの普及とサイバーセキュリティーの認知度が向上した結果、売上高は2,314,581千円(前期比7.1%増)、営業利益は186,924千円(前期比45.8%増)、経常利益は185,808千円(前期比43.9%増)、当期純利益は125,931千円(前期比65.3増)となっております。

 

【株主構成】

 主要株主は、代表取締役会長である伊藤整一氏の個人資産管理会社である株式会社チャクルが28.55%、代表取締役社長である石田晃太氏が17.82%、代表取締役会長である伊藤整一氏が11.14%、投資事業組合オリックス9号が9.8%となっております。

 またストックオプション制度を採用しており、取締役6名、従業員88名に対して過去2回の新株予約権を発行しております。

 

【沿革】

1996年12月 株式会社網屋を設立

2005年9月   データセキュリティ事業を開始

2010年11月 ネットワークセキュリティ事業を開始

2012年6月   台湾網屋股份有限公司を設立

2020年4月   研究開発施設として北海道大学構内にさっぽろ研究所を開設

2020年11月 台湾網屋股份有限公司を事業集約のため清算