新規上場(IPO)の
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IPO支援コラム
株式会社ビジョナル IPO(新規上場)承認
2021年3月17日に株式会社ビジョナルの東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。主な事業は事業内容は、プロフェッショナル人材に特化した会員制転職プラットフォーム「ビズリーチ」等の運営です。
【会社名】:株式会社ビジョナル
【代表取締役】:南 壮一郎
【年齢】:44歳
【社員数】:1,204人(連結)
【事業内容】:プロフェッショナル人材に特化した会員制転職プラットフォーム「ビズリーチ」等の運営
【HP】:https://www.visional.inc/ja/index.html
【上場承認日】:2021年3月17日
【上場予定日】:2021年4月22日
【上場市場】:東証マザーズ
【業績】:
2020年7月期(連結)
売上高:25,879(百万円)
経常利益:2,254(百万円)
(注)2020年2月3日に設立されため、第1期は2020年2月3日から2020年7月31日までであります。
【主幹事証券】:野村證券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
【監査法人】:有限責任監査法人トーマツ
【特徴】
2020年2月に株式移転により、株式会社ビズリーチの完全親会社として設立されました。特徴として野村証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事であることが挙げられます。一般的に共同主幹事によるIPOは発行会社にとってメリットがあると言われております。具体的には、各証券会社が強みとする分野をそれぞれに任せることができる点、バリュエーション時に牽制効果が働く点などが挙げられます。新規上場に伴い約1124万株を売り出しますが、その約90%にあたる株式は海外投資家に向けて売り出します。この「グローバル・オファリング(国内と海外への株式の売り出し)」で新規上場を果たしたスタートアップとして、2018年上場のメルカリ、2019年上場のフリー、2020年上場のプレイドなどが挙げられますが、絶対数として非常に稀有な事例であります。
【沿革】
2007年8月 株式会社ビズリーチ[資本金7百万円]を東京都港区に設立
2009年4月 “プロフェッショナル人材と企業をつなぐ転職サイト”「BizReach(ビズリーチ)」を開始
2010年11月 株式会社ルクサを東京都渋谷区に設立し、「LUXA(ルクサ)」事業を譲渡
2015年10月 株式会社ルクサを売却(売却先KDDI株式会社 )
2017年11月 “事業承継M&Aプラットフォーム”「BizReachSUCCEED(ビズリーチ・サクシード)」開始
2019年9月 Cloud Solutions株式会社の株式を100%取得し、採用管理システム「リクログ」事業を承継 2019年11月 トラボックス株式会社の株式を100%取得し、“物流DXプラットフォーム”「トラボックス」事業を承継
2019年11月 株式会社スタンバイが株式会社ビズリーチとZホールディングス株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施
2019年12月 スタンバイ事業を株式会社スタンバイへ吸収分割にて移転
2020年2月 ビジョナル株式会社を東京都渋谷区に設立しグループ経営体制へ移行ビジョナル・インキュベーション株式会社を東京都渋谷区に新設分割で設立し、「BizReachSUCCEED (ビズリーチ・サクシード)」、「BizHint(ビズヒント)」及び「yamory(ヤモリー)」事業を承継
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