IPO支援コラム

株式会社Sharing Innovations IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社Sharing Innovations
2021年2月19日に株式会社Sharing Innovationsの東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。
主な事業はシステム開発ならびにクラウドインテグレーションです。
【会社名】:株式会社Sharing Innovations
【代表取締役】: 飯田 啓之
【年齢】:47歳
【社員数】:168人(連結)
【事業内容】:
デジタルトランスフォーメーション事業
プラットフォーム事業
【上場承認日】:2021年2月19日
【上場予定日】:2021年3月24日
【上場市場】:東証マザーズ
【業績】:
2019年12月期(連結)
売上高:2,724,748 千円
経常利益:150,507千円
【主幹事証券】:SBI証券
【監査法人】: EY新日本有限責任監査法人
 
【特徴】
最大の特徴は、親子上場(株主が1名)であることと、M&Aにより業績が急拡大している点にあります。
親会社が株式会社株式会社Orchestra Holdingsであり親子上場になります。
システムソリューションとSalesforceを中心としたクラウドインテグレーションの両方を手掛け、クライアントのニーズに合わせて、通常のシステム開発Salesforce製品の導入を組み合わせた柔軟な開発を行えることが強みとしています。
さらに、第12期連結会計年度の売上高は2,724,748千円(前年同期比302.8%増)、営業利益146,441千円(前年同期比151.1%増)、経常利益150,507千円(前年同期比156.2%増)と好調の成績を収めています。
売上高が前年同期比302.8%増となった背景には、株式会社クラフトリッジ等の株式を取得し子会社化したことによる売上の増加に伴い増加したことによるものとクラウドインテグレーション等の案件受注が順調に拡大し、デジタルトランスフォーメーション事業の売上が増加したことにあります。
【沿革】
2008年6月 東京都江東区に株式会社あゆた(資本金3百万円)を設立
2017年6月 株式会社デジタルアイデンティティ(現:株式会社Orchestra Holdings)の100%子会社となる
2017年7月 株式会社セレッテよりスマートフォン向けアプリ開発、システム開発事業を事業譲受
2018年2月 株式会社グローバル・リサーチよりITソリューション事業を事業譲受
2018年4月 株式会社エス・エス・アヴェニューの全株式を取得し子会社化
2018年7月 商号を株式会社あゆたから株式会社Sharing Innovationsに変更
株式会社エス・エス・アヴェニューのITソリューション事業を吸収分割により承継
2019年1月 株式会社ファンステージ及び株式会社クラフトリッジの全株式を取得し子会社化
クラウドインテグレーションサービスの提供開始
2019年5月 株式会社ファンステージのWebサイト開発事業、アプリケーション開発事業を吸収分割により承継
株式会社ライフテクノロジーを吸収合併
2019年7月 株式会社クラフトリッジのシステム開発事業を吸収分割により承継
株式会社G clefの全株式を取得し子会社化
2020年5月 Mulodo Vietnam Co.,Ltd(現:SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.)の全持分を取得し子会社化
株式会社セールスフォース・ドットコムが主催する「Salesforce Partner Summit 2020」において、「Trailhead of the Year (Partner)」を受賞
2020年7月 TABLEAU SOFTWARE, LLCとパートナー契約を締結